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Souffle(スーフル) Souffle(スーフル) 息、できてる?
コラム 2018.12.25

『ほがらかSNSライフ』カレー沢薫 最近、SNSが殺伐としていないか?

#10 今年こそ、SNSで疲れない。

これ以上、SNSを地獄にしない。カレー沢薫さんが提案する、ほがらかなSNSとの付き合い方!

ほがらかSNSライフ何事も「疲れる」と長続きしなくなる。よってSNSも如何に疲労を感じさせないかが長く楽しむコツである。

つまりどれだけ「楽に行くか」が重要なのだ、楽に行くために「SNSだからこそ出来ること」は最大限活用していくべきだろう。

それはまず「君には黙秘権が認められている」という点だ、もっとわかりやすく言うなら「俺には貴様のクソリプを無視する権利がある」ということだ。

これは、クソリプだけではない。ツイートにコメントがあれば、それは嬉しい。だがそれに「全レスする」というスタイルで行くと途端に疲れるのである。

例えばおキャット様の写真を上げて「かわいいですね」とリプ10個がついたとする、お褒めの言葉は嬉しい、むしろ物はおキャット様の写真なのだから当然だ。

だがそれに返事をしようと思ったら「ありがとうございます」以外言えることは特にない、それを10回繰り返すのはさすがにダルすぎる。

しかし「この人には返信したのに、この人に返さないのはどうか」と考えると全員返さざる得なくなってしまうのだ。

だがツイッターは「気が向いた時、目についたリプにだけ返信する」という行為が許されているツールなのだ。

現に私はそういう使い方をしているが、今まで「何で返信してくれないんだ」と怒られたことはない。

平素からこのスタイルで行っておけば、推しキャラのイラストを載せて「僕の彼女に似てます!」という空前のクソリプが来た時でも無視がしやすい。

リアルで犬の散歩をしていて「かわいいですね」と声をかけられたのにシカトするのは感じが悪すぎるが、ツイッターである程度それが許されている、だったらその文化を最大限享受すべきだろう。

しかし、それが許される世界であるにも関わらず、ツイッターでもプロフィール欄に「100%フォロバ、リプ返します」とストイックな事を書いている人がいる。

本人が本当にそれで辛くないのなら良いのだが、そう一度書いてしまうと、面倒くさくなった時後に引けなくなってしまう。

このようにせっかく「緩い」が前提のツイッターを自ら厳しくする「縛りプレイ」を疲れてしまうのだ。

逆に言うと、ツイッターで自分がしたリプに返信がなくても、気にしたり、まして相手に腹を立てるのはお角違いである。

どうしても返信が欲しい時にツイッターというツールを選ぶのは間違いである。
LINEなどを使い既読スルーされてから初めて落ち込むべきだ

ツイッター以外相手の連絡先を知らないという場合はそもそも「返信が100%もらえる仲ではない」ということだ。

次回は1月8日更新です。

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『ほがらかSNSライフ』カレー沢薫

『ほがらかSNSライフ』カレー沢薫

OL兼マンガ家から専業作家になったカレー沢薫さんが気づいたのは、「SNSにしか居場所がない」という事実。インターネットという大事な居場所を地獄にしないために、カレー沢薫さんが提案する、SNSとのほがらかな付き合い方とは?

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