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トピックス 2020.02.28

【ニュース】

父のこと、娘のこと、家族のこと。「酔うと化け物になる父がつらい」舞台挨拶レポート

2月26日、東京アキバシアターで映画『酔うと化け物になる父がつらい』の試写会が開催されました。上映後には、原作者・菊池真理子と、片桐健滋監督によるトークショーが行われた。

原作は、実体験に基づくノンフィクションエッセイ漫画『酔うと化け物になる父がつらい』。

酒に溺れて“化け物”になってしまう父と、新興宗教に救いを求める母。そんな両親に振り回され、傷だらけになりながらも乗り越えていく主人公・サキを描く。

サキ役を松本穂香、父親役を渋川清彦が演じる。

酔うと化け物になる父がつらい
(C)2019映画「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会

片桐監督は「この映画は、菊池先生の実体験を描いたもの。人が生きてきた歴史をお預かりすることになる。預かって、もう一度自分なりに解釈するってのは、とても緊張しました」とコメント。

初めての顔合わせの際に「きれいな家族愛の話にはしないでください」と監督にお願いしたという菊池。監督もその点は大事にしながらも、漫画にはない父親の視点入れて映画を作成したという。

父親の視点が加わったことに、菊池は「娘のつらさをきちんと汲み取ってくれた上で、父親を断罪するような話にしなかった監督に感謝しています。サキちゃんのような境遇にあったら親を許せない気持ちを抱くのは当然。けれど、それだけの物語にしてしまったら、見た人もそこから動けなくなるかもしれない」

最後に片桐監督からは「いろいろな形の依存があって、それは話の核ではあるんですが『家族のディスコミュニケーションの話』としてこの作品を作りました。見終わった後『家族の事を考えてみようかな』って思ってもらえれば、この作品を作った意味があります」というメッセージでトークイベントは終了した。

『酔うと化け物になる父がつらい』全国公開は3月6日。

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