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トピックス 2020.03.10

【ニュース】

麻木久仁子さんの薬膳コラムがスタート!──マンガ「しあわせは食べて寝て待て」をもっと楽しむ

フォアミセスの新シリーズ「しあわせは食べて寝て待て」(水凪トリ)をもっと楽しむために、国際中医師の資格を持つ麻木久仁子さんが、暮らしと薬膳に関するコラムを書き下ろしてくださいました。体調を崩しがちなこの季節、読んで、からだを整えましょう。

麻木久仁子

「食薬同源」という言葉があります。自然の恵みとして人の口に入るものはすべて、体を作り不調を癒す薬であるという意味です。現代社会では薬は薬、食材は食材と分けられています。

が、こうした考え方は西洋医学が発達してからのことで、人は長い間、その時々の体調に応じたものを時に食事として、時に薬として食べてきました。食材ごとに力の強弱はあっても全て薬になりうるのです。大根が冷蔵庫にあったので煮て食べたならそれは「食事」です。

が、胃もたれするのでそれを癒すために大根の粥を炊いて食べたならば、その粥は「薬」なのです。こうした考え方に基づいて食事をすることを「薬膳」と言います。西洋医学の治療は人類の命を救い、寿命も大いに伸ばしてきました。が、西洋医学では「病名」がつかないと治療の対象になりません。風邪をひきやすいとか、疲れやすいとか、やる気がなかなか出ないとか、病気そのものではないけれども日常の生活に差し支えるようなことがあるときは東洋医学の出番です。

薬膳は漢方薬、鍼灸、気功などと並んで体を癒す方法の一つと位置付けられています。

主人公の麦巻さんが「薬膳」の力でどんな体作りをしていくのか、とても楽しみです。

しあわせは食べて寝て待て
「しあわせは食べて寝て待て」第1話より

「しあわせは食べて寝て待て」第1話より

コラム「暮らしに薬膳」とマンガ「しあわせは食べて寝て待て」(水凪トリ)の試し読みを近日中に公開予定です。楽しみにお待ちください。

◇麻木久仁子

タレント。国際薬膳師/国際中医師。

テレビ、ラジオ番組で司会者、コメンテーターとして活躍する他、知性派タレントとして各クイズ番組を中心にバラエティ番組への出演機会も多い。
2010年暮れに脳梗塞を発症。さらに2012年10月、11月には、両胸に発症した初期の乳がんの手術を受ける。
病気の経験から、『薬膳』に興味を持ち、2016年に国際薬膳師、2019年には国際中医師の資格を取得。現在は、祐成陽子クッキングアートセミナーにて、薬膳講座の講師も務める。

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