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Souffle(スーフル) Souffle(スーフル) 息、できてる?
トピックス 2020.03.27

【特集】

斉藤壮馬in酒と恋には酔って然るべき 

『日経WOMAN』の「元気になる本&漫画」特集で、『酒と恋には酔って然るべき』を挙げてくれた声優の斉藤壮馬さん。そんな彼に、登場キャラクターの今泉や伊達をイメージしたスーツを着てもらいました。インタビューでは、本作をとても楽しんでくれている斉藤さんに『酒恋』の魅力を語っていただきます。

初見から「これは絶対好きになる」と確信できた出会いでした

斉藤壮馬

──『酒と恋には酔って然るべき』を知ったきっかけは?

斉藤:ネットの広告で見かけたことです。「絵柄がすごく可愛いな」と思ったのと、もともとお酒とグルメ漫画が好きなので興味が沸き、まず一話を読んでみたところ、「これは面白い!」とすぐ全話を購入しました(笑)。

はるこ先生の絵柄が、とても好みなんですよ。女性キャラクターが、とにかく可愛い! 特に主人公の松子さんが魅力的です。初見から「これは絶対好きになる」と確信できた出会いでした。

──今回演じてもらった今泉と伊達、ご自身と共通点があるのはどちら?

斉藤:伊達さんかな。趣味に対する子供っぽい熱さや、お酒と食べ物を組み合わせるのが好きなところに共感します。今泉くんは今どきの若者感がすごくあるので……、ただどちらにキュンとするかと言われたら、今泉くんです(笑)。

本音を言うと、「この2人じゃ松子も振りまわされるよなぁ」と思います。伊達さんは伊達さんでなかなかのクセモノですからね。4巻以降もまだまだ波瀾が続くのでは、と見ています。

──女性キャラクターも個性豊かですが、いちばんタイプなのは?

(1)主人公のお酒大好き・のほほん系の松子
(2)松子の友人で頼れる白石
(3)今泉の恋人で自分を持っている美森
(4)伊達の同僚でサバサバ系女子の最上

斉藤:とにかくはるこ先生の作品は、どの人物も魅力たっぷりで迷ってしまいますが……一緒に暮らして、いちばん楽しそうなのは松子さん。「わーっ、これおいしい!」とか、ずっとしゃべっていてくれそう。「染みる〜」と言いながらおいしそうにお酒を飲む松子さんを見ていたら、自分も穏やかな気持ちになれるのではないでしょうか。

でもダントツでタイプなのは、実は白石さん。クールビューティーなお姉さんが好きなので、最初から「タイプだな」と思っていました。ただ現実ベースで考えると、適当な面がある自分は、堅実な大人の白石さんに相当シメられそうです。だけど、それもまたよし、みたいな(笑)。

京都にひとり旅、川床で鮎をつつきながら日本酒を……

──お酒とおつまみが本当においしそうなのも、本作の特徴です。斉藤さんが気になったお酒・おつまみを教えてください!

斉藤:おつまみは、松子さんが今泉くんに初めて作ったマグロのヅケですね。僕も料理が好きで、ヅケもたまに作ったりするんです。簡単なツマミとしてならそんなに難しい手間もないのですが、松子さんが今泉くんに「生わさび、すりおろしたことないの?」と熱く語ったり、2人で買い物に行くドキドキ感も込みで、すごく印象的です。

日本酒もよく飲みますが、カップ酒を1人で呑もうと考えたことはあまりありませんでした。でもこの漫画でカップ酒をレンチンして熱燗にする方法を知り、「いろんな楽しみ方があるんだな」と思いました。作中でも猫のラベルのカップ酒が出てきたり、最近は本当に種類が豊富。「カップ酒って、思ったよりハードルが高くないんだ」とも感じさせてくれましたね。

僕は山梨県出身で、本作に出てくる『七賢スパークリング 星ノ輝』の『七賢』が地酒です。最近、周りから「『七賢』好きなんですよ」と言われることが増えました。山梨と言えばウイスキーの『白州』や甲州ワインが有名ですが、地酒をもっと呑みたいし、知りたいなと思っています。『七賢』、美味しいんです、とっても。

──斉藤さんが思い描く、理想の日本酒の呑み方は?

斉藤:昔、思い立って京都へひとり旅したことがあるんです。9月末の寒い時期に川床でひとり、鮎をつつきながら冷酒を飲んでいました。

川床でひとり呑みをする人は、季節的にあまりいなかったのでしょうね。女将さんが「この人、世捨て人になるのでは……」と心配したのか、すごく親身に話を聞いてくださって。美しい眺めと風情、そして「大丈夫です、ただ旅行に来ただけです!」という思いもあって、印象的な旅でした(笑)。

──声優さんで、呑み仲間はいますか?

斉藤:最近は中島ヨシキと呑むことが多いです。同じ事務所だし、彼も文章を書いたりなど多岐に渡ってクリエイティブなことが好きなので、ものづくりの話や、今後について語ったりします。あと八代拓くんともよく呑みますね。彼は聞き上手で、とても楽しく呑ませてくれます。

先輩では江口拓也さん、後輩だと他事務所ですが広瀬裕也くんと呑むことが多いかな。同じ事務所の後輩だと、武内駿輔くん。彼は……ちょっとだけ“今泉くんみ”があるかもしれません。彼は一緒にいる人を笑顔にしてくれるような、いい奴なんですよ。そこが年下性から出る今泉くんの可愛さに通じるかも。最近あまり行けていませんが、学生時代の気のおけない友人たちと飲むのも楽しいですね。

──第4巻の帯に素敵なコメントを寄せてくれました。どんな思いを込めたのでしょう?

斉藤:一読者として読んでいたところに帯のお話をいただけて、素直にうれしかったです。帯のコメントって、実は難しいんですよね。文字数の制限もありますし、情報を開示するさじ加減とか。

3巻の時点では「なんだかんだ言っても、松子さんは伊達さんとくっつくんでしょ?」と思っていました。ところが4巻で……今泉くん、悪い男ですよ(笑)。

──それが帯の「そういうとこだぞ今泉!」なんですね(笑)。

斉藤:「そんなムーブされたら、気になっちゃうじゃん!」と思いました。その意味でも、4巻がいちばん松子さんに感情移入したかもしれません(笑)。早く続きが読みたくて仕方がありません!

◇さいとう・そうま

4月22日、山梨県生まれ。2010年より声優活動を開始。4月より『天晴爛漫!』(AT-Xほか)でアル・リオン、『啄木鳥探偵處』(TOKYO MXほか)で吉井勇の声を担当する。またアーティストとしても活動中で、配信シングル『エピローグ』配信中。

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