[酒と恋には酔って然るべき]9巻発売記念「福島のおいしい酒と寿司」取材ノート2

お酒は「楽器正宗　本醸造　別撰」から。これからどんな曲が聴けるのでしょうか。

①相馬の毛ガニ★　足とミソ、そして外子を混ぜたシャリにカニ酢のジュレ…贅沢がつまった夢の一皿です。

②常磐のヒラメ★　5日間寝かせたものだそう。ふっくらして甘み増し増しの寒ヒラメ。お酒は「楽器正宗　純醸」へ。

③北海道 長万部の北寄貝（ほっきがい） ほのかに炙った北寄貝は、上品な甘みが楽器正宗と珠玉の二重奏に。

④まぐろ赤身　この日はカナダのまぐろを2分間漬けにしたもの。漬けは松子の得意技！

⑤自家製いくらの醤油漬け　これがおいしくないわけがない、ご褒美小鉢です。

⑥北三陸 洋野町のアワビ　蒸したアワビの柔らかさ！ 肝ソースに酒が進んで進んで…。

お酒は9巻に登場した「廣戸川 特別純米」に。花が開くようにふくよかなお酒です。

コミックス9巻133～136ページより

⑦佐賀県のコハダ 美しく光るコハダが中盤に登場。味の凹凸を考えてコースを演出しているそうです。

⑧まぐろトロ　トロと中トロの間ぐらい、砂ずりに近い部位は脂もほどよく。

⑨根室のイワシ　この脂のノリをご覧ください。まさに口の中でとろけるイワシでした。

⑩北海道の甘えび 昆布〆め　昆布は上品に存在を消して甘えびを輝かせています。

⑪相馬のあん肝★　フレッシュな奈良漬けがアクセント。酒のお供の最高傑作。

⑫相馬のメヒカリ★　これが9巻の記事に登場したメヒカリのお寿司。少し炙って甘みの増したふわふわ食感が最高です♡

お酒は「廣戸川 純米吟醸　山田錦」に。洗練された旨みが広がります

⑬宮城県 金華山沖の〆サバ 4日間〆たサバに薄い昆布が巻かれていて、お姫様の薄衣を連想させます。

⑭北海道 厚岸 浜中町のバフンウニ　はるこ先生の大好物！甘みの強いウニに大興奮！

⑮シジミの味噌汁　茨城県涸沼（ひぬま）のシジミの出汁と仙台味噌は、やさしく胃にしみ込みます。

⑯長崎県 対馬のアナゴ　ツメと塩の2種類のアナゴは、ふっくら口に溶けていきました。

最後のお酒は地元・古殿町にある豊國酒造の「一歩己（いぶき）」を。こちらも芳醇で美味しいお酒でした。

⑰かんぴょう巻き　中身もさることながら、海苔のおいしさも際立っていました。

⑱会津のやますけ農園の平飼い卵を使った卵焼きと、芝エビ入りのカステラ★　おかわりしたくなるデザート卵。日本酒を合わせると正月のようなゆったり気分に。

⑲福島市の古山果樹園のリンゴと柿★　どこまでも続く上品な甘さの余韻。「こんなの初めて」体験。

⑳ご近所のファームつばさのジャージー牛乳を使った女将さんお手製のジェラートと、下には矢吹町のウスバファームの完熟イチゴで作ったジャム★　素材の良さと女将さんのセンスの良さが融合した、ここに来たからこそ味わえる至福のデザート。