TVアニメ「貼りまわれ!こいぬ」こいぬを演じる声優・長縄まりあさんインタビュー!
「貼りまわれ!こいぬ」TVアニメ第2期放送に向けて、主犬公のこいぬを演じる声優・長縄まりあさんにインタビューをしてきました!
こいぬ役に決まったときのお気持ちはどうでしたか?
オーディションでは音響監督の菊田さんから「自由にやっていいよ」と言ってくださって、自分なりに自由に演じました。でもことばを話さないキャラクターを演じるのは初めてでした。原作マンガを読んで「こいぬちゃん役になれたらいいな」と思っていたので、受かりたいと思いつつ、お話もお仕事も出てくる犬たちも独特な「貼りまわれ!こいぬ」の世界に馴染めていたのかな?果たしてあれでよかったのかな?とオーディションの帰り道は反省しました。でもその後にマネージャーさんからこいぬ役としてオーディションに受かったと連絡をいただいて、すごく嬉しかったです!うかうか先生の世界観をしっかり守りながら、さらに色をつけられるようやっていきたい、私自身も改めて「もっと作品のことを知りたい」という気持ちになりました。
こいぬ役を演じる上で参考にされたものはありますか?
たとえば「わくわく」よりも「わ…わ…」のほうがこいぬっぽいかなとか。本当に感覚の話になるのですが、アフレコ前のVチェックでアニメ映像を見たときに自分の中で「何かできないか、もっと面白い表現がないか」っていうのを考えてます。何か参考にするものがあるというよりは、都度都度の感覚で作っていくイメージです。
長縄さんが考える、犬の魅力とは?
やっぱり飼い主さん大好き!まっしぐら!なところです。いつ何時でも呼んだら喜んで尻尾を振ってきてくれますよね。体当たりぐらいの勢いで来てくれたり舐めてくれたり…そういう距離の近さと、こちらがあげている以上の愛情を表現してくれるところがすごく魅力だと思います!
第一期のアニメの中で印象に残っている回はなんですか?
いっぱいありますが…第4話(マンガだと「#1こいぬと失職」)ですね!作品の真髄に迫っている気がします。なんでこの犬はステッカーを貼っているんだ?という疑問に答えていますよね。第4話でリストラに遭い失職して…就職面接をドキドキしながら受けたら、こんな(貼りまわり)お仕事があると紹介されて、なるほどこういう仕事なのかとこちらも理解できました。他の話はゲストの犬たちがいるお話が多いなか、第4話はこいぬに初めてたくさんスポットライトが当たっている回なのもとても印象的です。こいぬの心がざわざわしたり喜んだり、すごく感情が動いている回だとも思います。
貼りまわりのお仕事ってやってみたいですか?
不思議な仕事内容ではありますよね!友達がもし貼りまわり業だったらちょっと心配してしまうかも。どこにでも(ステッカーを)貼っていいよ!って言われたことなんて、もう幼稚園か小学校での催し物とかの記憶しかないですよね。こいぬみたいに街の塀とかに道の電信柱とかにあんなに貼っていいなんて!あんな経験ならしてみたいですね。私なら電車とかに貼ってみたいです!
アニメならではのおすすめポイントを教えてください。
うかうか先生の個展へ伺ったとき、イラストだけでその世界観というか、独特なかわいい魅力が伝わりました。アニメの方も、その世界観を壊さないように、魅力的に表現できたらと思っています。素晴らしいキャストの方たちがいて、いただくVコンテも毎回とっても楽しみにしているくらい本当に素敵な作品です。
原作からの読者の方にもぜひご視聴いただきたいですし、アニメから作品を知った方にも、こいぬの貼るステッカーがいろんな作用を起こして世界がつながっていく、「貼りまわれ!こいぬ」を見てホッコリ癒やされていただきたいです。時間も1話あたり5分以内と短いので、ちょっとした空き時間にクスッとしたり感動したり癒されたり、前向きに明日もがんばろうかなと思えるような作品になっています!
長縄さん、お答えいただきありがとうございました!
アニメ2期もよろしくお願いいたします!
こちらの記事は秋田犬書店と(株)ドッグネスカンパニーの提供でお送りしました。
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