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コラム 2021.12.14

『ムーちゃん通信』赤沼美里 発達障害と自閉症がもっと身近になるコラム!

ムーちゃん通信#25 障害の相談ってどうしたらいいの?

『ムーちゃん通信』赤沼美里

「子供が自閉症かも?」と思ったとき、どこに相談すればいいんでしょうか? 困ったときの窓口とは。

地域の相談業務の中核を担う機関

「知的障害の子の食事について相談したい」「もしかして自閉症なのかな」など、悩んでいる内容は人それぞれですよね。さまざまな相談事業所があって、どこに相談してよいか悩んでしまうかもしれません。一方、住んでいる地域によっては、子どもだけを対象とした相談支援事業所が存在しないなど、相談場所が見当たらないことも考えられます。

そんなときに相談する窓口が「障害者基幹相談支援センター」です。年齢、障害の種別や有無にかかわらず対応し、必要な場合には適切な支援につなげるほか、専門的な相談も担当します。2012年に成立した障害者総合支援法にもとづき設置され、地域で相談事業の中核を担っています。

障害者基幹相談支援センターでは、相談支援専門員が相談に乗ります。相談に来た人や家族の困りごとを洗い出し、その人にあった福祉サービスを提供できる相談支援事業所と連携し、支援体制を整えていきます。

さまざまな役割を担っている

障害者基幹相談支援センターは、市町村が設置するか、地域の社会福祉協議会や相談支援事業所などに委託されており、委託先の多くは生活支援や居住支援など、障害のある人を支援する施設が併設されています。主な役割は、以下の通りです。

・総合的・専門的な相談支援
・地域移行・地域定着の支援
・地域の相談支援体制の強化
・権利擁護・虐待の防止

(「ムーちゃんと手をつないで〜自閉症の娘が教えてくれたこと〜」5巻より)

(「ムーちゃんと手をつないで〜自閉症の娘が教えてくれたこと〜」5巻より)


(「ムーちゃんと手をつないで〜自閉症の娘が教えてくれたこと〜」5巻より)

(「ムーちゃんと手をつないで〜自閉症の娘が教えてくれたこと〜」5巻より)

みなと先生の地域では…

みなと先生は、障害者基幹相談支援センターではなく、自治体から委託を受けている生活相談支援事業所に直接相談をして、生活全般の支援サービスを受けているそうです。作中の中田さんは、相談支援事業所に所属する相談支援専門員です。

ムーちゃん通信25 「障害の相談ってどうしたらいいの?」

【みなと先生が受けている福祉サービス】
・担当の相談員をつけてもらう
・支援施設への紹介・連携
・生活全般の相談
・福祉サービスの利用手続きや更新手続きの代行
(日中一時支援事業・放課後等デイサービス・ショートステイサービス・外出支援サービスなど)

ムーちゃんからひとこと
みなと先生は、担当の相談員さんがつくようになって、すごく助かっているんだって。特に、各種福祉サービスの手続きを代行してくれる生活支援が、とても便利だそうだよ! メリットがたくさんあるから、障害のある人や障害のある子を育てている人は、ぜひ相談してみてね。

【参考サイト・文献】
・厚生労働省『障害者相談支援事業の実施状況等の調査結果について』
https://www.mhlw.go.jp/content/12203000/000752733.pdf 2021年7月30日参照)

・二本柳覚/編著、鈴木裕介・遠山真世/著『これならわかる〈スッキリ図解〉障害者総合支援法 第2版』(2018年、翔泳社)
・厚生労働省『基幹相談支援センターの役割のイメージ』
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000100547.pdf 2021年5月31日参照)

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    『ムーちゃん通信』赤沼美里

    『ムーちゃん通信』赤沼美里

    Souffleで公開中のマンガ「ムーちゃんと手をつないで〜自閉症の娘が教えてくれたこと〜」がもっとよくわかる! 医療ライター赤沼美里によるコラム連載。

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