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Souffle(スーフル) Souffle(スーフル) 息、できてる?
コラム 2019.11.11

『月曜日のお寺ごはん』青江覚峰 浅草・緑泉寺のお坊さんによる人生相談

#49 降って湧いたような幸運に巡り会いたい。

『月曜日のお寺ごはん』青江覚峰

今週の相談:今までの人生で、「棚からぼたもち」的幸運に巡り合ったことがありません。自分で努力して掴んだ幸運は何度か経験があるのですが、自分の予測しないところから幸運を得たことがなく、人生で一度はそのような経験をしてみたいです。いつか人生にそんなことが起こるでしょうか。

安心してください。そんなことは起こりません。

「杞憂」という言葉があります。

心配する必要のないことをあれこれ心配することの意味ですが、これはもともと中国古代の「杞」という国の人が「天が崩れ落ちてこないか!」と心配したという故事から来ております。

残念ながら?というか、そんなことは杞の時代から今まで起こっておりません。

これはネガティブな例ですが、ポジティブなことも同じくらいありません。

でもね。そんなドラマティックなことは起こらなくても、「棚からぼたもち」的幸運は毎日起こっているのです。

今こうして生きていること、
安心して暮らしていること、
これだって十分に「棚からぼたもち」です。

今のこの環境は自分で苦労して作ったわけではありませんよね。

社会インフラや文明社会。戦争状態や飢饉ではないこと。

過去を見てみると多くの時代がこんなに生きることに寛容ではありません。

14世紀はペストが流行しました。

このときにペストによって人口の約3割が死亡したと言われます。

全世界でおよそ8,500万人、当時のヨーロッパ人口の3分の1から3分の2に当たる、約2,000万から3,000万人が死亡したと推定されています。

日本でもこのような人口減少は何度も起きてきました。

多いときは人口の3分の2が失われたといいます。

生きていること、不自由なく生きていることを当たり前だと思わないでほしい。

当たり前と思っていると、失ったときにものすごいショックを受けます。

そしてお金、健康、時間、環境、そんなものは一瞬で失うこともあります。

降って湧いたような幸運に恵まれない。

それは同時に降って湧いたような不運にも陥ることもないということの裏返しです。

どちらでもなく生きていけること、
人生を全うできそうなこと、
それこそがありがたくも幸運なことなのですよ。

次回は11月18日更新です。

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臼井幸(うすいさち)という名前のとおり、なんだかツイていない日々をおくる27歳のOL・サチ。ひとり暮らしでコンビニ飯ばかりの日々を過ごすうち、大好きだった食べることが楽しくなくなってしまった…。残業続きで疲れ果てたある夜、サチはコンビニで茶髪の男子から声をかけられる。「これからオレたちと一緒に飲もうよ!」となかば強引に連れて行かれたのは近所のお寺で…?テレビドラマ化もされた美坊主達と一緒につくる、精進料理コミック!

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