ルミネtheよしもとに、託児所を作りたい

−横澤さんは、「素敵な30代になりたい」とおっしゃっていましたが、具体的に今後やってみたいことはありますか?

横澤:今一番やりたいのは、新宿のルミネtheよしもとに託児所を作ることです。ライブの途中で赤ちゃんが泣き始めて、途中で出て行ってしまうお母さんを見かけることがよくあるので……。はやく権力者が近づいてきて、まるっと解決してくれたらいいなって思っています(笑)。

あとは子供を産みたいですね。子供を産んだあとに新しく体験できる、ママコミュニティに興味があります。それから、新しいところでも働いてみたい。それこそ、ベビーシッターの資格を持っているので、託児所とか。

−やっぱり「新しいこと」をしていきたいんですね。すごく向上心や好奇心がすごく高くて、お話を聞いているだけでも刺激をもらえました。

横澤:わたしは結局、“いい女”を目指しているので……。周りから、エネルギッシュで、いい奥さんで、充実している人だと思われたいんです(笑)。でもそう見せたいって願って続けていたら、いつかそう見えるんじゃないかなって。

いろんな世界を知って、いろんな自分を見つけていきたいです。これからもずっと。

−素敵なお話をありがとうございました。

横澤さんはマンガ『凪のお暇』について、「自分を知ることができるマンガだ」と何度も言った。

「リアリティがあって、凪が何か問題にぶつかるたびに、自分自身を見つめなおしていく感覚になりました。新しい自分に出会えるマンガですよ。今、出会うことができてよかったです」

横澤夏子(ヨコサワ ナツコ)

お笑い芸人。1990年7月20日生まれ、新潟県出身。A型。身近にいるさまざまな女性を観察して作った細か過ぎるモノマネ芸「ちょっとイラッとくる女」シリーズなどで注目を集める。『R-1ぐらんぷり』では、2016年から2年連続で決勝に進出。2017年7月、一般男性と結婚。

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