突然我らがツイッターに「ツイッタープロ」という新機能が彗星の如く現れた。
最近何の予告もなく、新機能追加やアップデートを行うようになったツイッターだが、日本はツイッターにとって招かれざるユーザーであり、そんな国にわざわざ「次はこんな機能つけまっせ」などと報告しなければいけない義理もないため、我々日本人にから見ると「いきなり現れた」ように見えるだけかもしれない。
実際10月には予告をしていたらしい。
確かに日本人はどんな機能をつけようが「そんなことよりいいねをフォロワーのTLに表示さすな」と「ツイッターくんさあ」の二語しか返してこないことはもうわかり切っているのだ。
普通の会話でも、否定しか返してこない人間とは誰も話したがらない、ツイッターが「もう日本には何も言わん」となっても不思議ではない。
そんなわけで突然現れたツイッタープロだが、まず想像するのは「有料版」である。
確かにこれだけ使っているツイッターに課金することはやぶさかではない、むしろいくら積めば広告やトピック、そしていいねをフォロワーのTLに表示しなくなるのか教えてほしい。
しかしどうやらツイッタープロはそういうものではなく、ツイッターをビジネスとして使っている人や企業向けのツールだそうだ。
ツイッタープロを選択するとアカウントのプロフィール欄に「金融」や「医療」などのカテゴリを選んで表示させることができるそうだ。
「自分はこの道のプロだ」とアピールすることで、その業界で目立つことができるということらしい。
つまり、ゲームの進行上には特にないも影響がない「称号」のようなものをつけられる機能ではないかと思われる。
それだけ?と思った方は甘い、何故なら選べるカテゴリが「900種類」ぐらいあるそうだ。
この「名物がまんじゅうしかなくてつまらない」と言われたのに対し「でかいまんじゅう」という物量で圧倒してくる感じ、さすが大陸のツールである、卑小な島国が相手にされないのも頷ける。
その中には「国王」なども含まれており、さっそく一夜にして多くの国王が爆誕したようだ。
しかし、国王を名乗っている人間が本当に国王かというと、明かに国の数より国王の方が多い状態だという。
つまり現在のところ冗談でプロフィールに「ハイパーメディアクリエイター」と書くのと変わらない状態であり、これを「ビジネスツール」と呼べるかはまだわからないそうだ。
だが流石に「自称ができる」というだけのツールではなく、他にもビジネスに使えそうな機能はあるらしい。
らしい、ではなく実際使って確かめてみろと思うかもしれないがツイッタープロの機能は現在のところ「一部のユーザーのみ使用可能」なのである。
そして私はこの「一部」に入れてもらえないことに定評があり、ツイッタープロがどんなものか確かめたくても確かめられない状態である。
ちなみに、チップ(投げ銭)機能も未だに知らない子である。
日本はあまりツイッターに相手にされていないが、その中でも特に相手にされていない手ごたえを感じる。
ツイッタープロが実装された暁にはぜひ「ツイッターご意見番」とか名乗って、さらに歓迎されない存在になりたいと思う。
次回は11月23日更新です。
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