私は再三「Xは治安が悪い」と言っているが、それは「24時間、大の大人が不休で口ゲンカをしている」という、牧歌的風景を指しているのであり、ある意味高度成長期時代の大和魂がここに生きていると言える。
だがXは今話題の闇バイト募集や、「お野菜」という名のハッピーハーブ販売所になっていたり、ガチで治安が悪い部分もあり、その点には本当に気を付けなければいけない。
ちなみに高級車レクサスを「猫」という隠語にした闇バイト募集が話題になっていたが、昨日テレビを見ていたら、農作業や清掃に使う一輪車も「猫」と呼ばれていることが判明した。
よって、あのバイトは「真夜中に一輪車を探す仕事」だった可能性も出てきたが、そうだとしたら闇バイト組織としても無能なので、どちらにしても関わらない方が良い。
全く自覚なく犯罪の片棒を担がされるのが闇バイトの怖いところだが、Xにはもっとカジュアルに犯罪スティックを渡される詐欺もあるので注意が必要だ。
前にも書いたかもしれないが、前澤友作が発祥となった「お金配り」に応募すると「当選したから口座教えて」と連絡があり、教えると想定以上の大金が振り込まれ「間違えて振り込み過ぎたから本来の当選金を差し引いた額を返してほしい」と言われる。
この時すでに、振り込め詐欺の「受け子」にされているのだ。
どうせもう犯罪者なのだから、かつて給付金誤入金4630万を返さないと豪語したニキのように全額返さないという手もあるが、真面目に言われた通り返したとしても、「自分も詐欺の報酬を受け取っている」状態になるため、お上から見れば「共犯」なのだ。
これは誰が引っかかってもおかしくない詐欺である。やはりお金配りは前澤友作本人以外信じてはダメだし、その友作アカウントもあの笑顔が素敵でパーカーが似合う本物の友作なのか3億回は確認してから参加した方がよい。
他にも様々な詐欺があるが、中にはDMで直接「こんな儲け話がある」と持ち掛けられることもあるらしい。
これらのDMは借金返済中など、どちらかというと金に困っていることがわかるアカウントに来るそうだ。
金を持ってない奴から金をとろうとしてどうするんだと思うかもしれないが、金がない人間は追い詰められていて判断力が低下しているため、そっちの方が引っかかりやすいからである。
金持ちに送ったところで引っかからないし、そもそもXの金儲け情報に飛びつく奴は金持ちになれていないのだ。
また「詐欺に引っかかった経験がある」と公言すると、さらにDM集中率アップ間違いなしだ。
詐欺師にとって、「詐欺被害経験」は「痛みを越えて一回りでかくなった奴」ではなく、「何度でも引っかかる奴」らしく、引っかかった経験がある奴リストが詐欺師の間で流通するぐらいなのだ。
プロフィールに「〇〇〇」と特定の単語を入れると、インプレゾンビやスパムが湧かなくなるという噂があるように、プロフに「詐欺に7回引っかかったことがある」と書いてどのくらいDMが来るか、いつか検証してみたいと思う。
次回は12月17日更新です。
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