「金儲け」を嫌うことを「嫌儲」といい、日本は比較的嫌儲傾向が強い国だと思う。
そんなに金を稼ごうとする行為が嫌いなら、日本だけでも「労働」なる銭稼ぎ行動を禁止すべきではないか。
だが、今のところ禁止どころか、憲法で義務にされているような有様だ。国がこんな矛盾を放置し続けたら、国民が陰謀論に走るのも当然と言っていいだろう。
金儲けも嫌いなら、「金を儲けようとするムーブ」も嫌いであり、「宣伝」も嫌いだったりする。
漫画家は自分の漫画単行本が発売されると、それを宣伝する投稿が増えるし、「〇〇が✕✕する話構文」で同じ漫画を何回も投稿したりもする。
その行為がウザいと言われることもあるし、「必死か」と笑われることもある。
この必死を冷笑するのも昨今の日本の悪い傾向だと思うが、何事も続けていれば慣れるもので、見る側も靴すら舐めかねない必死の宣伝に慣れてくるし、やる側も宣伝行為に対する嫌悪や冷笑に慣れて、お構いなく宣伝するようにはなってきている。
しかし、「イーロンマスクが宣伝を嫌っている」という点には未だに慣れてない。
これはどういうことかというと、アルゴリズムによりポストに別媒体のURLが貼ってあるなど、何かを宣伝していると思しきポストは表示がされづらくなっているらしい。
何故、世界一儲けている奴が、Xを使って宣伝し、儲ける行為を嫌悪するのか、意味がわからない。
では逆に何をイーロンが好んでいるかというと、活発なコミュニケーションや議論だそうだ。
「貧乏人は貧乏なまま殴り合ってほしい」という姿勢は、我々が想像する金持ち像そのものなので、その点はありがたいが、貧乏人とて腹が減っていては殴る拳に力が入らない。
実際に宣伝のために自分の漫画をアップしてみても、以前のように拡散されないような気がする。
しかし、これがアルゴリズムのせいだとも言い切れない。SNSに漫画を投稿すれば必ずバズるというわけではなく、面白い漫画がバズるのだ。
つまり、単に漫画がつまらなかったという可能性もあるが、そうだと断言することもできない。
どっちかわからないのであれば、イーロンのせいにした方がいい。
イーロンのおかげで、「問題は自分にある」という結論に達せずに済んでいるとも言える。
やはり貧乏人にイーロンは必要な存在なのかもしれない。
次回は2月3日更新です。
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