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コラム 2022.05.16

『父ちゃんの認知症パラダイス』竹之内淳子 コラム・赤沼美里 コミックス絶賛発売中!!

#1「認知症とは」

『父ちゃんの認知症パラダイス』竹之内淳子 コラム・赤沼美里

月刊「フォアミセス」にて大反響連載中のコミックエッセイ「父ちゃんの認知症パラダイス」のコミックスが発売になりました。この作品はおちゃめな父ちゃんと漫画家の娘の日常を描いた、クスっと笑えて前向きになれる、認知症が怖くなくなると評判の明るいエッセイです。今回はコミックス発売記念として、2週にわたって試し読みを公開します。とってもためになるコラムもあわせて公開!!

『父ちゃんの認知症パラダイス』
『父ちゃんの認知症パラダイス』
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認知症は、生まれてから獲得してきた認知機能が、なんらかの原因でうまく働かないために、日常の暮らしに困りごとが起きている状態をいいます。認知機能とは「ものごとを正しく理解・判断し、実行するための能力」のことです。認知症では、記憶をはじめとして、判断・計算・理解・学習・言語など、さまざまな能力が失われていってしまうんですね。その結果としてあらわれる症状を「認知機能の障害(中核症状)」とよび、認知症のある人にはいずれかの症状が必ずみられます。

【おもな認知機能の障害】
1. 記憶障害:新しいことが覚えられない
→同じことを何度も聞く、約束をしたことを忘れるなど

2. 見当識障害:時間・場所・人がわからない
→近所で迷子になる、家族が分からない、季節に合わない服装をするなど

3. 実行機能障害:計画立ててものごとを実行できない
→料理を失敗する、洗濯ができない、服薬を管理できないなど

4. 失語、失算、失認、失行:言葉や計算ができない、ある対象そのものを認識できない、体がうまく動かせない
→箸を見ても箸が何かわからない、洋服が着られないなど

認知症の原因はおもに4つ

脳や全身の病気、障害やケガなど、認知症を引き起こす原因はひとつではありません。しかし認知症の原因の約90%は、次の4つの病気のタイプに分けられます。

アルツハイマー型認知症:脳の神経細胞が死んで、脳が縮んでしまう
レビー小体型認知症:異常なたんぱく質の塊「レビー小体」が脳にたまってしまう
脳血管性認知症:脳梗塞など、脳血管性の病気を発症した場所が傷ついてしまう
前頭側頭葉変性症:前頭葉と側頭葉の部分の神経細胞が死んでしまう

【参考文献】
・内門大丈/監修『心のお医者さんに聞いてみよう 認知症の人を理解したいと思ったとき読む本』(2018年、大和出版)
・河野和彦/監修『ぜんぶわかる認知症の辞典』(2016年、成美堂出版)
・清水裕子/編著『コミュニケーションからはじまる認知症ケアブック 第2版:ケアの9原則と66のシーン』(2013年、学研メディカル秀潤社)

次回は5月23日更新です。

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    『父ちゃんの認知症パラダイス』竹之内淳子 コラム・赤沼美里

    『父ちゃんの認知症パラダイス』竹之内淳子 コラム・赤沼美里

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