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コラム 2022.05.23

『父ちゃんの認知症パラダイス』竹之内淳子 コラム・赤沼美里 コミックス絶賛発売中!!

#2「どうしてスリッパを食べちゃうの?」

『父ちゃんの認知症パラダイス』竹之内淳子 コラム・赤沼美里

月刊「フォアミセス」にて大反響連載中のコミックエッセイ「父ちゃんの認知症パラダイス」のコミックスが発売になりました。この作品はおちゃめな父ちゃんと漫画家の娘の日常を描いた、クスっと笑えて前向きになれる、認知症が怖くなくなると評判の明るいエッセイです。今回はコミックス発売記念として、2週にわたって試し読みを公開します。とってもためになるコラムもあわせて公開!!

『父ちゃんの認知症パラダイス』
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食べ物以外のものを食べる「異食」は、認知症でみられる症状のひとつです。脳の認知機能や感覚器の低下で引き起こされるほか、環境によっても引き起こされるため、異食の原因はひとつではありません。

【考えられる原因】
・食べてはいけないものがわからない
・味やにおいを感じづらく、口に入れても食べ物ではないと気づけない
・満腹感がわかりづらいために、お腹がすいていると感じやすい
・自分では食事の時間に食事をしているつもりになっている
・脳の神経障害のため、口になんでも入れてしまう症状が出ている
・退屈している

事故に気をつけて

異食でもっとも気をつけなければならないのは、誤飲・誤食事故です。

・飲み込みやすい小さなものは、目に見える場所から隠しておく
・薬品やガラス、電池など危険性の高いものは、本人の手の届かない場所に保管し、できれば鍵を閉めておく。
・また、食品と食品以外を別々の場所に保管する

【原因を見つけることから】
食べようとしていたもの、異食の発生した時間と状況を記録してみましょう。原因を突き止められると、対応を考えやすくなります。
(1)食事環境を整える
食事の後に歯磨きをする、食事する時間だけ食べ物をテーブルに置くなど「食事の時間・場所」をきっちり決めてあげると、食事をする状況かどうかがわかりやすくなります。

(2)食事の量を見直す
食事の量が十分の場合には、果物やカロリーの低いおやつを小分けにして用意しておくと便利です。

(3)楽しみを増やす
お散歩をする、編み物をするなど、本人の好きなことに取り組むと、食べることから気をそらしやすくなります。

【参考文献・サイト】
・河野和彦/監修『ぜんぶわかる認知症の辞典』(2016年、成美堂出版)
・杉山孝博/著『認知症の9大法則 50症状と対応策』(2013年、法研)
・消費者庁『高齢者の誤飲・誤食事故に注意しましょう!』
https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms204_190911_01.pdf(2022/03/03参照)

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    『父ちゃんの認知症パラダイス』竹之内淳子 コラム・赤沼美里

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