どうせ2023年も年が明けた瞬間からTwitterに張り付いているに違いないと予言したが、まったくその通りになったし、ソシャゲの福袋のスクショもばっちりアップした。
去年Twitterがイーロン・マスクに買収され、Twitter消滅まったなしとも言われていたが、今のところそんなことはなく、すでにノストラダムスの大予言級に忘れられている。
しかし「いつも通り」なのは実は日本だけ、という説もある。
イーロン・マスクがすでにTwitter社のCEO辞任を表明していることはご存じだろうか。
イーロンがTwitterを買収して以来、突然の方針転換や社員の大量解雇、またヘイトスピーチを行っていたアカウントが復帰するなどしたため、本国では日本よりイーロンやTwitterに対する不満が強く、多くの広告主やユーザーがTwitterから離れたらしい。
その声を受け、イーロンがCEOを辞任すべきか投票を行い、その結果、辞任すべきが過半数に達したため、イーロンはCEO辞任を表明した。
ちなみに投票は何で行ったかというと、もちろんTwitterの投票機能である。
イーロンがTwitterのCEOに相応しいかどうかはさておいて、Twitterが好きということだけはわかった。
私がどうにもイーロン嫌いになれないのは同じTwitterを推す「同担」だからだと思われる。逆に私が同担拒否派だったら今ごろイーロン暗殺計画を練っているはずだ。
そもそもなぜイーロンがTwitterを買ったのか謎だったが「好き」なら仕方がない、そんなのオタクに「なぜアクリルスタンドを買うのか」と聞くレベルの愚問である。
ちなみに辞任を表明はしたが、「この仕事を引き受ける愚かな人間が見つかり次第」辞任するそうである。このいちいち皮肉を入れないと気が済まないあたりがいかにもTwitter民という感じで好感が持てる。
私が読んだのはおそらく海外の記事を訳したものなのだが、その中でも「日本の広告は当分変わらないようだ」「利用を大幅に減らす人が増えている(日本人以外の人の間で。現在は日本人のユーザーが残っているようだ)」など、日本人のTwitter大好きぶりが取りざたされている。
結局Twitterから離れた人間なんてそんなにいないじゃないか、と思っていたが、周りの日本人が離れていなかっただけで、他の国の人間はとっくに離れていたらしい。
なぜこんなに日本人はTwitterが好きなのか、理由は諸説あるが「匿名だから」という身もふたもない理由が最有力とされている。
もしかしたら「Twitter実名制」の報道に騒然としていたのも日本人だけだったのかもしれない。
自分の常識が他人の常識、そして日本の常識が世界の常識とは思ってはいけないという良い例である。
そのうち「Twitterアカウント教えて」と外国人に言ったら、「これFAXで送っといて」と言った時と同じぐらい笑われる日が来るかもしれない。
次回は1月31日更新です。
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