先日「母親ならポテサラぐらい作れ爺」に激怒していたツイッターだが今回は「冷凍餃子は手抜き夫」に発狂している。
確かに腹が立つ話だし、実際同じことを言われたことがある人や、リアルタイムでそういうことを言う人間が近くにいる人は共感したり怒っても良い。
だが、そうでないなら脳内に作りだして敵、つまり自分相手に戦っているのと同じなので、ただ疲れるだけで時間の無駄なのだ。
どうせ幻と戦うなら、刃牙のように巨大カマキリと戦った方が、鍛錬になって有益である。
自分に関係ないならいち早く忘れる、もしくはもう一歩進んで、本当にいるかどうかもわからない存在を憎むより、そういうことを言う奴がいない環境に恵まれたことに感謝した方が良い。
ただし「そんな人本当にいるんだ~。うちの夫ちゃんはカップ麺にお湯いれただけで「ありがとう」って言ってくれのに」という、人の不幸に便乗した己の恵まれマウントをするのはご法度である、それは心の中であろう。
このように、ツイッターで、どれだけムカつく奴情報が流れて来ても、今からそいつを、これからそいつを殴りに行ける、ヤーヤーヤー圏内にいることは稀であり、しかも何故か殴ったら罪になってしまうのだ。
よってツイッターを健康的にやりたいなら、ムカつくニュースはデキるだけ視界に入らないようにフォローやミュートワードなどを整備、それでも入った場合は、巨大カマキリの幻と格闘することでさっさと忘れ、できるだけポジティブなニュースだけ視界に入るようにした方がいい。
しかし、ツイッターに流れてくるネガティブな話は鵜呑みせず、話半分ぐらいに聞いておいた方が良いように、ポジティブな話もそのまま受け取らない方が良い。
ツイッターには、料理のレシピや生活の知恵や、良い店など、有益な情報が流れて来ることが多い。
全くのガセで、美味いスイーツが食えると聞いて指定住所に行ったら古戦場跡だったということもあるが、本当に有益情報であることも多い。
しかし、本当の有益情報であったとしても、その文言を鵜呑みはしない方が良い。
何故ならツイッターは140字内での戦いなので、何でもオーバーに書かれがちなのだ。
料理レシピだったら「無限に食える」とかライフハックなら「人生変わった」とか、ド派手なことが平気で書いてある。
しかし、実際は「そこまでではない」ことがほとんどなのである。
よって、その煽り文句を鵜呑みして試すと、実際美味い料理が出来ているのに「言うほど美味くない」と逆にがっかりしてしてしまうし、最悪「大げさなことを言いやがって」と腹を立ててしまうことにさえなる。
よって良い情報でも「無限に食える」と書いてあったら「腹がいっぱいになるまでは食える」ぐらいにグレードダウンして受けとるべきである。
つまり、良い事でも悪い事でもSNSやネットに書いてあることは「話半分」ぐらいに聞いておいた方がいいということだ。
次回は8月25日更新です。
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