ツイッターについに「クソリプ防止機能」が搭載されたという。
「クソリプ防止機能」とは「ナンチャッテσ(^_^;)」と打ち込んだ瞬間スマホが爆発する機能のことではない。
つぶやく際に「自分がフォローしている人のみ」など、そのつぶやきにリプライを送れる人を限定できるという機能である。
これを使うことにより、少なくとも「FF外から失礼します」という文言に「俺はファイファン派なんだよ」といちいちムカつかなくて済むようになる。
「空は青い」というような、どれだけツッコミどころのないつぶやきでも5000RT越えた当たりから「それはあなたの主観だと思います」「正確には水色では?」「俺の真っ赤なボディに謝ってください(全裸写真付き)」というような「クソリプ」が必ずつくようになる、という。
この機能でリプライできる人間を制限することにより、確かにクソリプは減るような気がする
しかし、制限が出来るのはつぶやく時だけで、思わぬバズでクソリプがついてきたので後から制限するということはできない。
またこの機能では「引用リツイート」は制限できないのだ。
引用リツイートは、簡単に言うと他人のつぶやきの上に「私に言わせれば~」みたいな、己のお気持ちを載せて投稿できるという機能だ。
リプライと違い、引用リツイートは未だに「引用した相手がそれを見る」と思ってない人が多いのか、ある意味リプライよりも遥かに傍若無人になっていらっしゃるお方もいる。
よって、いくらリプライを制限してもそいつはバラモスにすぎず、引用リツイートという名のゾーマを制さない限りはツイッターに平和が訪れることはない、という識者もいる。
今後引用リプにまで制限がつくかどうかは不明だが、その前に各々「引用リプは本人に通知がいくのでリプライと大して変わらない」ということを理解してから使用すべきだろう。
他にも「巻き込みリプ」など、そんなつもりはなくても、ツイッターの仕組みをよく理解していないせいで、人をイラっとさせてしまうこともある
「銃」というものを良く知らずに、とりあえず引き金を引いてみたら人が死んだ、ということがあるように、使い方を知らずに道具を使うことで他人の命を奪うこともあるのだ。
ツイッターも同様であり、使うなら機能はある程度理解してからでなければ、他人を傷つける危険性はもちろん、結果的に己の首を切り落とすことにもなりかねない。
また人間は自分に使いこなせない道具を「何コレ使えねー」と言いがちである。
確かに「ツイッターはクソ」というのは、揺るぎなき真実の1つなのだが、その真理に到達する前に、ブロックやミュート、そして今回搭載されたリプライ制限機能など、使える機能をちゃんと使っているのか、人に迷惑をかけるような使い方をしてないか確認すべきだろう。
なかなか他人に「巻き込んでんじゃねー!」と指摘はしづらいものである、己で勉強して気づくしかないのだ。
機能を理解し使いこなした上でクソ、という判断になったならそれは「万策尽きた」ということである。
そのツールはあなたにとってクソなのだ、使うだけ時間の無駄なのでさっさと捨てよう。
次回は9月1日更新です。
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