引き続きツイッターのボイスチャット機能「Space」の話だ。
ハナからSpaceに興味ない人間の方が多いとは思うが、これはもはや俺とSpaceの戦いだ、女子どもとそれ以外はすっこんでいろ(各方面に配慮した言い方)
自然感染しない人間はSpaceに直接メッセージを送ることで使えるようになる、という情報をキャッチしたため、ついにspace公式にダイレクトメッセージを送ってしまった。
そして送ってから数日たっているが、未だ返事はないしSpaceも使えるようになっていない、カジュアルな言い方をするならシカトである。
いくらツイッターユーザーが4500万人いるといっても、ここまでSpaceを所望しているのは俺だけと断言できる。
その唯一の希望者を無視するとは、ツイッターヘルプディスクは一体何をしているのか、ツイッターでもやっているのか。
どんなに売れていない漫画でも、世に出せば一人ぐらい熱狂的なファンがつくものである、その唯一のファンをないがしろにしているような奴に未来はない。
実際は、熱狂的ファンを大事にし過ぎると、いつしかその一人を喜ばせるためだけの物を描くようになってしまう。
そして、たった一人のRTからの「あばばばばばー生きる!」という空リプだけを見て満足するようになり、また描いてエンドレスあばばばーという世界一気持ち悪い交換日記状態になり、ますます未来がなくなる。
しかしヘルプディスクというのはそういう気持ち悪さと対峙するのが仕事である。むしろ給料の9割はそこに支払われているのだから、せめて返事ぐらいほしい。
そんなわけで未だにspaceは使えないのだが、Spaceの前身であり一足早くヴァルハラにたどり着いたと評判のClubhouseが今どうなっているかというと、冷やかしが去った後、選ばれしオンラインサロン、ネットワークビジネス、宗教の精鋭が残った状態だという噂である。
むしろ「深淵を覗くなら今」との呼び声が高いので、飛び込める人は今飛びこんどいた方がいいかもしれない、これ以上人が減ると、精鋭たちも新たな大陸を求めて旅立ってしまうだろう。
この「精鋭たちの巣窟になる危険性がある」というのはclubehouseが登場した時から言われていたことである。
ではspaceにそういう危険性があるかというと、何せ使わせてもらえないので断言できないが、clubehouseがクローズドな空間を作りやすいため、いじめや仲間はずれの温床になりやすいと危惧されたのとは逆に、spaceは「クローズな空間作りづらすぎ」な気がする。
自分がホストとなってボイスチャットをはじめた場合「チャットをはじめるのかい?じゃあお前のフォロワーみんなに教えてやらなくちゃな!」というのはもちろん、人様の部屋に入る時すら「お、他人の部屋に入るのか!それもお前のフォロワーに知らせねえと!」という動きをするのである。
場合によっては「今日は内輪だけで、シャドウハウスのエミリコがどれだけ可愛いか語り合おうぜ」という部屋に自分が入ってしまったことにより、リスナーが異常に増え、もう天気の話しかできねえ、という状態になってしまったりするのだ。
つまり、他人の部屋をぶっ壊してしまうのである。
フォロワーのフォロワーなんだから仲良くなれるだろうし、その方が輪が広がっていいじゃん、という発想なのかもしれないが、そういう発想が出来る奴はツイッターにはいないのだ。
ツイッターはやはり今一度「自分を使っている層」を見直してほしい。
次回は5月11日更新です。
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