Twitterくんは一瞬目を離した隙に、こちらに何のアナウンスもなく新機能をつけるというお転婆なところがあるため、こちらも定期的に「ツイッター」と検索して動向を窺うストーカー行為で対抗をしている。
ストーキングの結果、最近のTwitterちゃんに新しい動きはないようだが、逆に「Twitter初心者のための7つの注意点」という記事を見つけた。
私はTwitterを見ている時間だけでいうと大ベテランであり、そんな私に今更初心者向け講座などチャカは鉄砲である。
しかし、私も今の体を40年ほど使っているが、思ってもみないところから謎の汁が出てきたりと今まで知らなかった新機能が発見されたりするので、Twitterの機能も知っているようで知らない可能性はある。
ここはコンセントが刺さっているかどうか確認するところから始めるが如く、初心に戻ってTwitter初心者が気をつけるべき7つの注意点とやらを学んでみようと思う。
そうは言っても尺の都合で7個全部は紹介しない、学校の七不思議漫画も大体4つ目ぐらいでうやむやになりバトル展開になるのと同じだ。
まず第一の注意点は「一度投稿したツイートは修正できない」だそうだ。
こういうと、一度投稿したものは消せないストロングスタイルのように聞こえるが、「おちこんでいる」と間違えて投稿したものを「おちんこでる」に直すなど「一部修正」が不可能なだけで全削除は可能である。
誤字ぐらい直させてくれよと思うかもしれないが、それが可能になると、バズったおキャット様の写真をド差別発言に差し替えることも可能になってしまうし、私だってどうでもいいつぶやきがバズったらアマゾンアフィリエイトに追加するぐらいはやるだろう。
注意点というほどではないかもしれないが、間違った呟きを訂正したいなら全消しするしかなく、ヤバい呟きほど瞬く間に拡散され秒でスクショを撮られるので「投稿ボタンを押す前にもう1回読んでみる」ぐらいはした方が良い。
また「送ったDMは取り消せない」。
初心者向けだけあって、当然といえば当然のことばかり書かれている、大事故とは「赤信号は止まれ」など当たり前を忘れた結果起こることが多いのだ。
DMといえばネットには「DM晒し」という文化がある。
DM上のやりとりをスクショしてそのままネットに載せてしまうという仕草だ。
笑えるやりとりを公開する場合もあるが「おじさんから来た痛いLINE」のように「こんな無礼千万な輩がいたので袋叩きにしようぜ」という文字通り晒しのために行われることも多い。
LINEやDMはクローズドな空間で行われる1対1のやりとりなため、つい油断して不穏なことやワンチャン狙いに行ったことを書いてしまいがちだが、相手がその気になればすぐに「全公開」にできるということは忘れてはならない。
しかし、DM晒しは晒す側も無傷とはいかない。
他の人間には見られたくないからDM送っているのである。
それをいとも容易く晒すタイプの人間とは距離を置きたいし、少なくとも仕事は依頼したくないだろう。
DM晒しは安全圏から相手を吊す行為ではない、相手を羽交締めにして一緒に崖から飛び降りる行為である。
気軽にDM晒しをすると「どうでもいいセクハラおじさんと心中」というある意味永遠の愛を誓うよりも重い行為をする羽目になる。
お前を殺して俺も死ぬ、DM晒しはそのぐらいでかい感情を抱いた相手のみに行ってほしい。
次回は7月19日更新です。
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