Twitter社をイーロン・マスクが買収するという話だったが、いつの間にか買収をやめると言い出し、その件でTwitter社と訴訟沙汰になっているそうだ。
この一連の流れ自体が最高にTwitterであり、これだけTwitterの才能があるのだからイーロン氏にはぜひ考え直してほしい。
「Twitterは良いツールだから買わないと損する」とは、老父母を人質に取られても言えないが、イーロン氏ほどスケールのでかい人生を送っている人なら、逆にTwitterレベルの巨大なクソを配置しないと余白が出すぎるのではないか。
お前がイーロンの何を知っているのだ、と聞かれたら「Twitterを買収しようとしてやめた人」以外の情報はないのだが、持ち主が変わることでTwitterが地獄から地獄へどう変化するか興味があった。
どちらにしても地獄だが、地獄だって、黒縄地獄や叫喚地獄とかカラバリは意外と多いのである。
だが現在のTwitter社もイーロン相撲に全力、というわけではなく日々Twitterを進化させ続けている。
最近あった、Twitterの大型アップデートといえばなんと言っても「更新音の変更」だろう。
私は今までTwitterのアップデートに対し幾度となく「どうしてこうなった」と言ってきたし、今回も言った。
しかし、今までそこに含まれていたのが怒気だったのに対し、今回は「100%」と表示しても品質表示法に引っかからないレベルの「恐怖」しかない。
一体どういう流れで「更新音を変えた方がいい」という案が出て、それが可決されたのか皆目見当がつかないのだ。
もしかしたらイーロン氏が買収をやめたのも、その会議の一部始終を見てしまったからではないかとすら思う。
確かに、でかい人生にはでかいクソが置かれているぐらいがちょうどいい、と言ったばかりである。
ツールも「更新音を『ッポッ!』から『ピュロロッポッ!』に変える」ぐらいの遊びがあった方が良いのかもしれない。
しかしTwitterはまだ遊びに行くには早いのではないか、中島の野球の誘いに乗る前に終わらせなければいけない宿題が山ほどある筈である。
そんな状況の中であえて更新音を変えてきたTwitterにはやはり恐怖を隠しきれない。
おそらく未曾有の災害を前に避難を勧告されても「この葉巻を吸い終わるまで待ってくれるかな?」と言い出すタイプである。
しかし更新音の変更に「なんで!?」と血相を変えることこそが、スケールが小さく、余裕のない人生を送っている証拠なのかもしれない。
余裕がないから「意味のないもの」を許容することができず、「他にやることがあるだろう」と言ってしまうのだ。
それはアイドルを推している人に「ヤれない相手に金を使う気がしれない」と言うぐらいの暴言である。
しかし、アイドルに入れあげて良いのも「平素やるべきことをやっているから」だろう。
健康で時間もあるのに仕事も何もせず、ただアイドルを追いかけていたら苦言を呈されてもしょうがない。
自分がスケールも余裕もない四畳半風呂便所なし人生を送っていることを承知で言う、Twitterは他にやることがあるのでは、と。
次回は8月16日更新です。
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