今朝、いつも通り呼吸より先にTwitterを開くとトレンドに「TwitterのUI」というワードが上がっていた。
「UI」とはもちろんウンコいっぱいという意味だが、それよりマイナーな意味として「ユーザーインターフェース」というのもある。
ユーザーインターフェースとは、コンピューター関連でいうと、ユーザーと機器の間にある入力装置のことを指し、マウスやキーボード、マイク、そしてパソコンやスマホのディスプレイの画面表示などを指す。
どれだけハイスペックなパソコンでも、マウスのクリックボタンが手の平の位置にあったら我々はそのパソコンを「使いづらい」と感じるはずだ。
つまり、どれだけ機能が優れていてもUIデザインがクソだとクソツールと評価されかねないのである。
またUIというのは最初が肝心である。
私が呼吸より先にTwitterを開けるのは、スマホのTwitterアイコンの位置を完全に覚えているからである。
もしTwitterアイコンの位置にノートンとかのアイコンを置いたら、私はその日一日中ノートンを開いたり閉じたりしているセキュリティ意識激高人間になってしまうだろう。
このように、キーボードのブラインドタッチのように、人間は慣れてくると見ずとも位置だけで判断し操作ができるようになるのだ。
よってキーボードのキーに「今日から新学期なので席替えした」と言われたら非常に困るのである。
どれだけ優れたUIに変更したとしても、ユーザーはそのUIに慣れなければいけないので最初は「使いづらい」と感じるのだ。
よってUIは最初から優れているに越したことはなく、変更するにしても頻繁にするべきではないのだ。
本日トレンドに上がっていたTwitterのUI変更というのは、どうやらメニュー画面が変更になったようだ。
私はメニュー画面を滅多に使わないので気づかなかったが、どうやらデザインだけではなく「リスト」や「トピック」「プロフィール」などの項目の数、そして「並び」も若干変わってしまったようである。
前よりスッキリしたとも言えるが、劇的に使いやすくなったとも言えず、どちらにしてもユーザーはまたこのUIに慣れていかなければならない。
よって、このUI変更に対し違和感を感じたユーザーからは「キモい」という感想が相次いでいる。
逆に言えば「キモい」を丁寧に言うと「違和感」になるということだ。
「あなたの言うことには違和感を感じる」と言われたら「キモいことを言うな」の意な可能性がある。
Twitterのアップデートが批判されるのはいつものことだが、ユーザーも怒りを通り越して「不思議」になってしまったらしく「Twitterの技術班は家族を人質に取られUIを定期的に変更させられている」など、なぜTwitterがこうも特に意味のないUI変更をするのか大喜利が始まっていた。
そもそも「悪口」だって、人間にとって代表的な「エンタメ」である。
つまり、Twitterのアプデはユーザーに対するエンタメの提供なのだ。
こんなにサービス精神のあるツールから離れるなんてできるわけがない。
次回は10月18日更新です。
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