これを書いている2日後に私の漫画原作ドラマの放送がはじまる。
つまり、言いたいことは今のうちに言って、食いたいものは食っておくフェーズに入っているのだが、食いたいものに関しては2週間ほど下痢が続き、昨日深夜に吐いたのでもう手遅れ感がある。
ドラマはとても力を入れて作ってもらっているし、期待もしてもらっているのだが、空気を入れすぎた風船が破裂するように、良くも悪くもキャパを超えるのは体に悪いのだ。
幸い私には最初から穴が何個か開いていたため、一番手近な尻や口からとめどなく何か出すことにより破裂は免れているが、ダッチワイフなら爆散しているところだ。
どの現場でも「死傷者を出さない」というのが第一である。ドラマ放送中は心を乱しすぎないようSNSの閲覧は控えていくべきだろう。
しかし、今まで絶てなかったネットやSNSを急に絶てるとは思えないし、炎上しているなら別だが、放送中に原作者が完全に沈黙するというのもあまりよろしくないだろう。
メディア化の出来があまりにも芳しくなく、原作者が「知らない子」として黙殺を決め込むというパターンもあるとは思うが、そういうわけではない。
むしろ放送中は微力ながら盛り上げていくべきだろう。
つまり放送中はSNSの投稿は増やしていいが、エゴサなどで世間の評価を見る時間を減らせということだ。
これは簡単そうに聞こえるかもしれないが、私にとっては「食う量を倍にして体重を減らせ」と言っているようなものなのだ。
私のいう「1日68時間X」は「67時間50分のエゴサと10分の投稿」という意味であり、これを逆転させようと思ったら、まず時空を歪めるところからはじめなければならない。
エゴサをしようと思った時、代わりに投稿をするようにすればいいかもしれないが、そうするとTLが私の投稿で埋め尽くされ、フォロワーが5万人は減るだろう。
結局、「SNSをやる時間自体を減らす」もしくは、私の代わりにエゴサをして、好意的なコメントだけピックアップするバイトを雇うしかないし、残念ながら現実的なのは後者だ。
試しにXのAIに「私の作品について好意的なコメントだけ拾ってこい」と指示したのだが、拾ってきたコメントのうち6個中4個が私の投稿だった。
やはり、こういう細やかな仕事はまだAIには無理であり、私の投稿を除外しても、褒めているようで貶している、京しぐさ投稿も拾ってくるに決まっている。
おかゆのように優しく、私をいい気分にさせるコメントだけを拾ってくれる、言葉と人心の機微に聡い人を本気で募集中である。
次回は7月8日更新です。
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