SNSと言えば、ツイッターやインスタ、後はフェイスブックなどが連想されるが、最近は「Tik Tok」なるものもが流行っていると聞く。
どうやら「ティーンを中心とした若者に大人気」なSNSのようなので、ティーン二人分以上の年齢を配合している自分にはハナから用がないもののように思える。
しかし、ツイッターの話ばかりしているとはいえ、SNSの連載している者として「全く知らない」というのも問題な気がする。
体験してみないことには文句も言えない。買ってないのに☆1レビューをつけたり、見てもないのに「デビルマン越えのクソ映画」と言う奴はネットの害悪だ。
ただ私は、比較対象の方を見ないで「いやデビルマンの方がクソだ」と言っている厄介なデビルマン厨なので、そこはあまり言えない。
というわけで、とりあえず「Tik Tok」をインストールしてみた。
「Tik Tok」というのは、専ら動画投稿に特化したSNSで、ツイッターに140字という縛りがあったようにの動画には15秒という制限があるようだ。
「Tik Tok」は音楽とテンポが重視されており、それに合わせて踊ったりする投稿が人気らしい。
だが気づいたら私は「猫」で検索して出て来た動画を無心で無限に見ていた。
このように、ツイッターもインスタもフェイスブックも「Tik Tok」もおキャット様の投稿がある以上は「悪い」とは言うことは出来ない、むしろ「素晴らしい」。
だが何故か、どのSNSにもおキャット様以外の投稿もあり「Tik Tok」には若者が顔出ししている動画も少なくない。
我ら古代ネット戦士は、声はやたらでかいが、姿は一切見せない影の集団である。
顔を見られたら一族に災いが降りかかるので、表に出るとしたら、鉄仮面を装備するか、顔をたいまつで焼いてからである。
何故なら我々テレホーダイダイアルアップキッズたちは「ネットで顔や名前を明かすのはとても危険なことだ」といわれているからだ。
この、防犯や個人情報的な観点から、顔出しは慎重にという話は前にしているので今回は置いておく。
それとは別に顔出しにはもう一つ大きなリスクがある。
それは無遠慮な「容姿ジャッジ」にさらされるという点だ。
スポーツをしに来ている人に対し「美人アスリート」などという斜め下のキャッチをつけてしまう世の中である。
ダンスを見てほしくて動画を投稿しても、絶対顔は見られるし、「俺様たちがジャッジして良いもの」として扱われるに決まっているのだ。
カワイイと言われるならまだ良いかも知れないが、ブスと言われるリスクも当然ある。
むしろ、有名になりカワイイと言われる数が増えるほど「そんなに可愛くない」「ブスじゃん」とうい逆張りが必ず現れる。
そしてSNSというのは、5万いいね、がついても、1つのクソリプで精神が台無しになる世界だ。
中年でさえそうなのだから、一般のティーンが、集団に容姿をジャッジされブスなどと言われてしまったら、今後に響く傷になりかねない。
良く知らない奴に「審査」されてでも有名になりたい、という決意があるなら良いが、それが嫌なら、ケチをつけようと思えばいくらでもつけられる、人間如きの顔など出さず、文句のつけどころがない容姿を持つおキャット様を投稿した方が良いだろう。
次回は9月24日更新です。
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