皆さんは、ツイッターなどSNSのプロフィールをどのぐらい書いているだろうか。
自分のを見てみたら、職業と仕事依頼のメールアドレスぐらいしか書いてない。
仮にもSNSを平和に楽しく使いたいという者として、これはあまり良くないことである。
有名人でもない人間が己のプロフィールを長々書くことには抵抗があるかもしれない。
しかし「特記事項」がある場合は、自分のためにも相手のためにもやはり書くべきなのだ。
例えば、私はエゴサ依存症のクソリツイート野郎だ。
しかしプロフに「エゴサで己を褒めているツイートを見つけ出し、リツイートしないと自分の存在価値を見いだせずに消滅してしまうSNSが生み出した悲しき妖怪です」と書いておかなければそれはわからない、
よって、それを知らずに私をフォローした人が、エゴサでせっせと見つけ出した褒めツイートを本人が恥も外聞もなくリツイートしている様を連続で見せられて「き、気持ち悪い!」と一日寝込んでしまうという事故も起りかねない。
これはプロフィールを詳しく書いておかなかったことによる人災である。
オタクに多いのだが、中にはプロフィールが書ききれないから別ページに書き「フォロ―する際はプロフ必読」と書いている人もいる。
おそらくそれを「面倒そうな人だな」と感じる人もいるだろう。
それこそが目的だ、プロフィールを見て「面倒な奴だな」と思う人に間違ってフォローされないためにプロフを面倒くさく書いているのだ。
そういう人はむしろ全然面倒くさくない。
真に面倒な人というのはプロフに「いろんな人と繋がりたいです!」と書いているのに、いざ繋がってみたら「私そういう話苦手なんでやめてくれますか」と言ってくるタイプだ。
それに比べればプロフが面倒くさそうな人というのは、自分の面倒くさい部分を最初に明示し「お嬢さんお逃げなさい」と言ってくれている、森のくまさんのように親切な人である。
つまりSNSの表示は食品表示のようなものだ。
自分にはこういう成分が入っているので、アレルギーがある人はフォローしないでくれという意味がある。
さらに、自分にもこういうアレルギーがあるので、好意でもそれを勧めないでくれ、という表明でもある。
つまり、プロフィールを細かく書き、フォローする前にそれを読んでくれというのは、自衛でもあるが、他者を守る行為でもあるのだ。
つまり、自分に面倒な部分がある場合は「面倒な奴と思われたくない」などと思わず、プロフに書いた方が良い。
むしろ書かない方があとでお互い面倒なことになってしまう。
皆に好かれたいなどと思わず「お嬢さんお逃げなさい」と言える、森のくまさん精神こそが大事である。
逆に言えば、フォローする際は、相手のプロフぐらい読めということだ。
カワイイおキャット様画像が流れてきて、脊髄反射でフォローしたら「いつもはスカトロイラストを描いてます」という人かもしれないのだ。
フォローする時は、せめてプロフを見る、それをしていなかったら、どんな事故が起こっても「信号を見ないで道路を渡ろうとする方も悪い」ということである。
次回は12月2日更新です。
今後の最新コンテンツが気になる方は、ぜひSouffle公式Twitterをフォロー!
コミックスを購入
2XXX年、人間は絶滅しかけ、どうぶつ達が政権を握るようになった日本。投票率0%で続投決定のムラヤマ総理大臣(ツシマヤマネコ)が国を統治する!! 日本の問題点をあぶり出して燃やす、社会風刺行政ギャグ!! 時事ネタひとコマ漫画「文化庁チンアナゴ長官」も同時収録!!