ついに全国に緊急事態宣言が発せられた。
おそらく、個別に出していたら、「そんな県あったっけ?」と、1、2県ぐらい、宣言し忘れそうだから「全部」と言うことで「うっかり」を防ぐ戦法とみた。
ツイッターを見続けていると、そのぐらい日本政府がボンクラに見えてしまう。
実際そうなのかもしれないが、ツイッターは、行政珍プレー総集編スペシャルか、というぐらい、爆笑シーンだけ切り取って見せてくるので、政府がやっていることを正しく見極めたいという時に見るのはお勧めしない。
ちなみに政治に係らず「好プレー」は何故かあまり総集編されないのがツイッターの特徴である、もしくは好プレー自体存在しないのかもしれない。
ともかく、全国に緊急事態宣言がなされたことにより、さらに家で過ごす時間が増えることだろう。
コロナの影響により、外出自粛が求められるようになってから、ツイッターではある言葉を見かけることが増えた。
「ツイッターを見るのをやめましょう」
良いこと言う、私が草野仁だったら、クリスタルひとし君人形を奮発しているところだ。
私もそれが言いたかったのだが、何せ自分がツイッターをやめるつもりがないので言えなかった。
「お前がやめるならやめる」などという心中をもちかけられたら大変である。
ツイッターは何でも流れてくるガンジス川だが、その濁り具合は世相を反映する、世の中が暗ければ、死体やウンコが流れて気がちになってくる。
つまり今の世の中で、ツイッターをやっていて、視界にウンコや死体を入れないというのは不可能である。
製パン工場でさえ、一日中流れてくるパンを見続けていたらパンが嫌になるというのだ。
ベルトコンベアーに乗って次々やってくるウンコや死体を一日見続けたら病むにきまっている。
視界に入れないのが無理なら「ツイッター自体見ない」のが最善である。
しかし「ツイッターをやめましょう」と言われて「その通りだ」と見るのをやめる人は、全然大丈夫である。
ヤバいのは「お前もそれツイッターでつぶやいとるやんけ!」とツッコんでしまう時だ。
ツッコミというのは、上手ければ笑いを呼ぶが、そうでなければただの否定、揚げ足取り、後出しじゃんけんになってしまう場合がある。
的確にしてこそのツッコミである。
そのポイントを見定めることもなく、むやみやたらなツッコミを繰り出してしまう時は、大体疲れているかイライラしている時である。
イラついているから、どんな正しいことを言われても、素直に賛同できず、とりあえず否定しておけ。
よって、ツイッターを流れてくるもの全てに、ドンずべりなツッコミを繰り返し、あまつさえそれを実際リプしている時こそ「ツイッターを見るのをやめましょう」である。
ただそう言う時には、それにも「お前も見とるやんけ!」とツッコんでしまうので、本当にツイッターというのはやめ時が難しい。
次回は5月5日更新です。
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