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コラム 2020.05.05

『ほがらかSNSライフ』カレー沢薫 最近、SNSが殺伐としていないか?

#81 オンライン飲み会でやってはいけないこと

最新話更新!

ほがらかSNSライフ今のネットは暗いニュースが多い、とくにSNSには真偽不明の情報も多いので、時には思い切ってSNSやネットから離れることも重要である、という金言がすでに私以外の誰かから発せられている。

全くその通りなのだが、逆に今回「ネットやSNSがあって良かった」と思うことが多いのも確かである。

もちろん、無駄に不安にさせるような情報や耳に入れるべきではないし「あそこの家、コロナ出たらしいぜ」というような噂も聞かされてところでどうしろというのか、ただ心がささくれるだけだ。

例え、デビルマンの牧村家のように襲撃しようぜという具体案込みだったとしても、あのシーンはこれ以上ないほど3密だったので、むしろ今は絶対やるべきではない。

しかし完全に、情報を遮断し、外部との交流を断てば、今度は孤独に苛まれるし、情報がないから不安になり、結局疑心暗鬼になってしまう。

最終的に、コロナが収束したことにすら気づかず数十年ひきこもるという、令和の横井庄一になってしまうかもしれない。

外に出られないという縛りがある中でも、ネットやSNSがあるおかげで、孤独に陥らずに済んだり、気を紛らわすことが出来たと言う人も多いだろう。

自分にしか聞こえない声と交流してしまわないように、ネット上でも他者と交流するのは大事なことである。

そんなわけで最近流行っているコミュニケーションツールが「ZOOM」などのオンライン会議アプリである。

これを使うことで、複数人でビデオチャットをすることができ「リモート飲み会」という新しいエンタメも生まれている。

こんな状況でも、「楽しむ」ということは大事である、しかし当然「ZOOM」を使う時も、他のオンラインツール同様の注意が必要である。

まずオンライン飲み会は、身元が知れている友人たちのみと行うのが一番安全である。

顔や部屋の中が映るので、全く見ず知らずの人といきなり行うのは危険である。

だが我々には「オンライン飲み会をするような身元が知れている友人がいない」という問題が稀に良くある。

そういう時は潔く「諦める」ことも大切だ。

顔も名前も知らないけれど性癖だけは知っているという友人とは、これまで通りツイッターのみで交流すれば良い。

もしくは「ショタコンだという以外何も知らないままかれこれ10年のつきあい」というような、信頼と実績がある人とだけにした方が良い。

どうしても新しい出会いをしたいという場合は、背景は宇宙、全身をラバーで覆うなど、最初は絶対、住所や氏名が割れないようにする対策をしてからにしよう。

そして「脱ぐな」。

見ず知らずの人に「いーねいーね、かわいいよ、1枚脱いでみようか、シーハーシーハーオーイエス」と乗せられて脱いではいけないのはもちろんだが、例え恋人に頼まれても脱いではいけない、リモートの場合、それを録画されていることにすら気づけないからだ。

脱がないまでも、あまり非常識な行動はとらない方が良い。

ツイッターの鍵アカが「誰にも知られない」などということがないように「ZOOM」も、ネットを介する以上「全世界に見られる恐れがある」というつもりで利用しよう。

次回は5月12日更新です。

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