Twitterがイーロンマスクのものになり、TwitterJPの社員が解雇されてからしばらく経つわけだが、私のTwitterはニュース欄が11月3日の錦戸亮さんの誕生日を一週間ぐらい連続で祝い続けた以外特に変化がない。
しかし、明らかに変わったと言う人もいる。
そこで言われているのが、今までTwitterは「シャドウバン」をしていたのではないか、ということである。
まず「バン」とは何かというと、運営側からアカウントを取り上げられそのサービスが利用できなくなる状態のことだ。
一時的に利用できなくなっても、釈明や土下座、犬の真似などで再度使えるようになる場合は「凍結」と言われたりもする。
どういった時にバンをされるかというと、主にスパムアカウントとみなされた時、また誹謗中傷などの迷惑行為、また発信内容が適切ではない時である。
何が不適切な内容かというのは判断が難しいところだが、YouTubeあたりはその辺のジャッジが厳しいらしく「殺」や「死」という文字すら伏せ字にして投稿している投稿者が多い。
Twitterでもそれらの言葉を使用すると凍結の恐れがある、という説もある。
確かに私にとって「担当殺す」というのは「春はあけぼの」ぐらいの意味だが、雅を解さない人から見れば殺害予告であり、通報されれば凍結やバンの可能性はある。
よって一時期担当を殺したいときは「担当チェスト関ケ原」とつぶやいていたこともある。
では「シャドウバン」は何かというと、アカウント自体は消されてないし、利用もできるが、実質バンと同じ扱いをされている状態のことだ。
具体的に言うとシャドウバンされているアカウントでつぶやいても、それがフォロワーのTLに表示されなくなるなど、自分の発言が公の目に触れにくくされている状態のことである。
このシャドウバンは、バンするほどではないがそれに近いアカウントに適用されると言われているが、バンするほどではない、ということは規約には引っかかってないということだ。
つまり、Twitter運営側の好みに合わない発言をするアカウントを独断でシャドウバンしていたのではないか、とも言われている。
シャドウバンの厄介なところは、自分がシャドウバンされていることに気づきにくいという点だ。
つぶやいているのに、フォロワーにそれが見えていないというのは「俺が見えないのか、すぐそばにいるのに」状態だが、フォロワー側からでないと見えていないということがわからないため、シャドウバンされている側は、自分が紅に染まっていることにすら気づけないのだ。
バンであればサービスが使えないのですぐに気づくので、バンに心当たりしかなければそのサービスの利用はあきらめ、悔い改めたのち他のサービスを使うか、バンに心当たりがなければ申し開きをして再度利用可能にしてもらうなど次のアクションが取れる。
実際、北斗の拳のラオウの画像をエロ画像と判断されてフィットボクシング北斗の拳のアカウントが凍結されたりと、割と何かの手違いで凍結されてしまうことはあるのだ。
しかし、バンされていることにさえ気づけなければ、それらの行動も取れず、ひたすら届かない声を発し続けることになってしまう。
ちなみに「うちはシャドウバンをやってます」と明言したSNSはないらしい、そもそもそれを言った瞬間シャドウではなくなってしまう。
自分のつぶやきに全く反応がないという場合は、一応他のアカウントから見てシャドウバンされていないか確かめてみた方が良いかもしれない。
Twitter自体が時間の無駄だが、誰にも見えてないアカウントでTwitterをやるというのは、寿命が2兆年あったとしてもやらない方がいいレベルの無駄である。
しかし確かめてみた結果「見えてた上で無視されていた」という事実が判明する可能性もあるので、確認は自己責任で行ってほしい。
次回は12月6日更新です。
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