私だけかもしれないが、今朝からTwitterのタイムラインの時系列がおかしく、3分前のつぶやきを差し置いて数時間前のつぶやきがトップに出現し、12月2日朝8時の時点でもまだ日本VSスペインの試合が続いているような有様であった。
そして最近姿を見ていなかった「トピック」という特定のワードに対するつぶやきがフォローしているしていないに関わらず出現する機能が復活しており、さらに「あなたのリツイートをもとにおすすめ」といって、私がリツイートしたものに似ているつぶやきも表示されていた。
つまり、私がフォローしていない人のつぶやきが大量に表示されるという、控えめに言って地獄であった。
だがなぜこうなったか心当たりがある、これは「呪い」である。
イーロン・マスクがTwitter社を買収してから、様々な怪情報が飛び交ったが「Twitterの社員が大量解雇」という報はガチだったようである。
そして先日、その「解雇された人」のインタビューがネットに掲載されていた。
彼は、Twitter社に対し恨みはないが、自分が解雇されたことに関しては「予期せぬこと」だったという。
では彼は一体Twitter社でどのような仕事をしていたのか。以下は記事中にあった彼の言葉の引用である。
「タイムラインを無作為に並べ替えたり、フォローしていない人のツイートを挿入したりしてごちゃごちゃにするというのが私たちの業務でした。」
私も文章で食っている身として、面白い文章を見かけると「やられた」という気分になるのだが、これに関しては悔しさすら起こらない「完敗」である。
言語センスだけでなく「ごちゃごちゃにする」という行為を「業務」と言い切る胆力でも完全に負けている。
もし本当にそれしかやっていない上で「何故解雇されたかわからない」というのであれば、それも解雇原因の一つなような気がする。
あまりの衝撃に普段はエゴサして見つけた自分を褒めるツイートかおキャット様画像しかリツイートしない私だが、ついこの記事はリツイートした上に「それは解雇されても仕方がない」という旨のつぶやきをしてしまった。
その結果、私のTLは彼がしていた仕事の通りのごちゃごちゃになるという呪いを受けてしまった。
確かにこの記事は彼の言をもとに作成されたものなので一言一句そう言ったとは限らず、要約されているケースも多い。
記者がバズり目的でそのような書き方をした可能性だってある。
さすがにこの業務内容の箇所は、後日、記事の掲載者の判断で書き直されている。
基本的にネット記事というのは事実より大げさに書いてあるものだ。それがわかっていながら鵜呑みにしてリツイート&コメントしてしまったのだから呪われて当然である。
だが、もし改変なしで本当にそう言っていたのなら、彼にはエンジニアとしての才はなくても絶対に別の才があるので頑張ってほしい。
次回は12月20日更新です。
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