Threadsが早くもユーザー離れらしい。
Threadsからユーザーが離れたというより、Twitterから Threadsに避難してきたユーザーがTwitterに帰っただけのような気もするし、インスタから のThreadsユーザーからすれば「Twitter民という災害」がやっと去ったと言えるのかもしれない。
しかし、 Threadsから離れていったのは落ち延びて来たTwitterの怨霊だけではなかったようだ。
まず Threadsの開始直後、タイムラインが未フォローの知らない人のつぶやきだらけで戸惑った人も多かっただろう。
これは、開始時はフォローもフォロワーも0なので、とりあえず適当におすすめが表示されるせいだと思っていた。
しかし、フォローとフォロワーがインスタから引き継がれた状態のユーザーですら、開始時のタイムラインは知らない人のつぶやきばかりで混沌としていたらしい。
私もその後、とりあえずタイムラインをおキャット様で統一しようと、目についた猫アカをフォローしているのだが、未だにタイムラインの半分は、知らない人の顔面と知らない人が食った飯、そして知らない人が見たキレイな風景の写真が占めており、このフォローとおすすめの闇鍋タイムラインは現在も続いているようだ。
この状態に、Twitter民以外も嫌気が差しており、それが Threadsのユーザー離れにつながっているのではないか、ということだ。
「知らない人の投稿がタイムラインに出現する」という現象に憤っているのは心が二畳のTwitter民だけで、心に吹き抜けリビングを持ったインスタの方たちなら知らない人が自分の庭に侵入してても「これはCOOLな出会いだ、ツいてる」と言って口笛を鳴らすだけなのかと思っていたが、普通にムカついているとわかって良かった。
TwitterがAPI制限で使えなくなっているのを好機と見て、急いでリリースしたのかもしれないが、Twitterより優れている点がなく、むしろ使いづらいとなれば「Twitterでいいや」となってしまい、まだカルキが抜け切れてない新しい水より、見知った口の臭い仲間たちが待つ浸かり慣れたドブ川に戻ってしまうのは自明のことである。
しかし、 ThreadsがTwitterより優れている部分がないわけではなく、 ThreadsはTwitterが140字しかつぶやけないのに対し500字までつぶやけるし、画像もTwitterの倍以上の10枚まで同時投稿が可能だ。
単純に数を増やしただけとも言えるが、英文だと140字では言いたいことが何も言えないポイズンになりがちなので、文字数が多いというのはバカにできない部分らしい。
逆に言えば日本だけTwitterユーザーがやたら多いのは「アイカツはいいぞ」など、140字すら手に余る短文で全てを伝えきる言語を持っているせいなのかもしれない。
次回は8月15日更新です。
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