Xの改悪や消滅説が流れるたびに「いざという時の避難先」と称して、スレッズやブルースカイなど似たようなSNSに登録だけしてきたが、当然そのアカウントは現在放置状態であり、本当に避難したい時にはパスワードを全て忘れているような気がしてならない。
もはや防災用品で圧死する奴と同じマヌケさが漂っており、どうせこいつはサ終しない限りXにこびりついて離れないということも周囲にバレている。
これ以上使わないSNSを増やし「rosia29」というアカウント名を無駄に占拠し、全国の露紫 亜二句さんのスマホ画面に「そのIDはすでに使われています」を表示させるのはやめようと思っていた。
そう言いながら、また新しいSNSに登録してしまったのだが、今回ばかりは仕方がないのだ。
もう知っている人も多いと思うがそのSNSとは「mixi2」である。
このようにmixi2に対し「ご存じmixi!」というリアクションをとって「これは仕方がない」という謎の義務感で登録している奴がいたら、そいつは少なくとも30代後半以上なので、自分と同じ20代だと思って接していたネッ友がいるという人は、明日から敬語、場合によってはブロックなどの対処をお勧めする。
mixiとは約20年ぐらい前に流行したSNSであり、現在SNSをやっている中年は大体mixiを通っているため、それが復活したとあれば登録しないわけにはいかないのだ。
よってmixi2の「rosia29」はすでに私が押さえているので、露紫さんは他を当たってほしい。
使用感だが、今のところXと大差なく、正直まだmixiらしさが出ていない、特にフォロワーを「マイミク」にしないところが解せないのだが、これからmixiらしい虚無コンテンツが実装されると期待している。
当時は「何故俺は1日中10秒に1回サンシャイン牧場の様子を確認しているのか」と思っていたが、Xのおすすめ欄にはりつき、3秒に1回エゴサしている今よりは健康的である。
ちなみにmixiといえば「コミュニティ」機能であり、私もすでに猫に関する過激派コミュニティを作ったので、興味がある人は探して入ってほしい。
他のコミュニティを見ると「インターネット老人会」など、ユーザー自身がここには老人しかいないことを自覚しているような集まりが多い。
しかし、運営の方は老人たちのゲートボール会場を作ったつもりはなく、マイミクや足跡など、当時使っていた奴にしか通じないワードをあえて使わないのも、前作を知らない若人にも向けて作っているからな気がする。
だが、運営がそのつもりでも、ユーザーたちがこぞって「30歳以下でmixi2やってる腐れ野郎いますかっていねーか、はは」という謎構文を唱えだすと、若は寄ってこないのだ。
かつてmixiが衰退したのは、運営がユーザーの意向に添えなかったからかもしれない。
だが、逆にmixi2は万人に使ってもらいたいという運営の意思に逆行しようとするかつてのユーザーにより、衰退させられる恐れがある。
いつの時代もコンテンツを衰退させるのはアンチではなく、そのコンテンツを「我が物」と宣言して新規を阻むファンなのだ。
次回は1月14日更新です。
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2XXX年、人間は絶滅しかけ、どうぶつ達が政権を握るようになった日本。投票率0%で続投決定のムラヤマ総理大臣(ツシマヤマネコ)が国を統治する!! 日本の問題点をあぶり出して燃やす、社会風刺行政ギャグ!! 時事ネタひとコマ漫画「文化庁チンアナゴ長官」も同時収録!!