Spaceなんて一生使わないからもうその話はいい、と思っている人も多いと思うので、今度は、新しくリリースが発表されたツイッターの「投げ銭機能」について話したい。
その前にツイッターは「縦長画像を投稿できる機能」を実装したのでその話を先にするべきなのかもしれないが、それに関しては「全面的支持」で終わりである。
何故ならこの機能のおかげで、縦に長いおキャット様の画像が見切れず表示されるようになったからだ。
よって、この機能へ対しての文句はおキャット様への反逆、つまり国家転覆罪なので、家に憲兵隊が来る前に亡命した方がいい。
それで投げ銭機能だが、何せ私にはまだ実装されていないので詳しく語ることはできない、つまりspaceと全く同じパターンである。
戦いが終わったと思ったらまた新しい戦いが始まる、終わり時を逸して「紅門武闘会編で終わっとけばよかったのに」と言われる少年漫画のようだ。
しかし、新しい機能を使えるからと言ってすぐ飛びついてはいけない、ネットを介す機能ならなおさらだ。
特にまずは限られた人のみが使えるという場合「有名な人に使ってもらって知名度を上げてから全員に実装」という意図もあるかもしれないが、単純に「人柱」の可能性がある。
たまに発売されたゲームがバグだらけで「何故このまま発売してしまったのか」と言われることがある。
最終的にスタッフが2人(社長と専務(社長の嫁))だけになったせい、という場合もあるが、最近はゲームが発売した後でもネットで修正を入れることができるため、とりあえず発売し、ユーザーから寄せられたバグ情報を修正しているのではないかとも言われている。
つまり、ユーザーをタダデバッカーとして使っているということだ。
もちろんそんな意図はないとしても、家だって設計段階では完璧と思っていても、実際住み始めたら、コンセントの数が足りないとか、屋根がないとか知らないおじさんが住んでいるとか、様々な不具合が発見されるものである。
ソシャゲもリリース初日数時間でメンテに入るのはもはや様式美だ。
しかし、その不具合がフリーズするぐらいなら良いのだが「個人情報漏えい」や「スマホを破壊」などの一撃死であることがたまにあるのだ。
また、個人情報とまでは行かなくても、SNSの場合「電話帳に入っている人間を一斉招待」など、不具合とは言い切れないが「不都合」としか言えないようなことをしてくる。
件の投げ銭機能も早速「投げ銭をすると相手に本名がバレる」などの問題が出ているようだ。
「オタは推しに認知してもらいたいんだから、本名を知られて本望(韻)だろう」と、ツイッターは不具合とすら思っていない可能性があるが、ツイッターユーザーというのは、気づかれないように推しの胸やケツの谷間に万札を挟みたい人間の方が多いのだ。
少なくとも「俺!俺!俺俺俺俺!」と湘南乃風みたいなテンションで本名を晒しながら金を渡したいという人はあまりいないと思う。
このように新機能をいち早く使って、本名や、ツイッターの垢バレした先人のおかげで我々は「もうちょっと様子を見よう」がやれるのである。
新しい機能を誰よりも早く使いたいという気持ちはわかるし、フットワークが軽いのは良い事だが、それは「無償で上様の毒見役をやっている」ということでもあるので、見ず知らずの上様の裏アカを守るために、自分の裏アカを会社の人に晒してしまわないように気をつけよう。
次回は6月8日更新です。
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