厚生労働省の公式ツイッターがコロナウィルスへの対処に関し、某テレビ番組を名指しで批判したが、その批判自体が「誤情報」であったというニュースが世間を賑わせている。
まさに「ヒャッハー!やっぱりツイッターは地獄だぜー!」と言いながら地上に銃を乱射するにふさわしい出来事である。
もちろんこの厚生労働省が誤情報を流したという情報すら、誤報かもしれない、もはや何を信じて良いかわからない
しかし誰だって厚生労働省が発する情報なら正しいと思うだろうし、逆に「パンティ丸かぶり省」みたいなアカウントが発する情報には警戒するだろう。
しかし、国の方が間違っていて、パンティの方が正しい、ということが起こり得るのがツイッターということである。
これは現実でも同じで、必ずしも校長先生顔のジジイが言うことが、左右から違う色の鼻水を垂らしている小2の言うことより正しいというわけではないのだ。
見た目や肩書きが立派な人間の言うことを鵜呑みにしてはいけないということである。
しかし、何度も言うが国の公式アカが言う事なら正しいと思うに決まっている。
それが間違っているというのは、警官に助けを求めたら撃ち殺された、みたいな話である。
しかしこの厚労省の「誤報」は、どうやらツイッターのみに流されており、他のメディアでは報じられてなかった、らしい。
つまり本当だったとしたら「ツイッターで見た人だけが損できる!誤報キャンペーン」ということである。
現実も嘘だらけの地獄だが、ツイッターは特に地獄、ということである。
どういう経緯でそうなったかは不明だが、国ですら「ツイッターなら多少、前後確認していない先走った情報を流しても大丈夫」と思っている可能性があるということだ。
お上ですらそうなら一般人はますます、そう思っているだろう。
ツイッターは情報が早いことが売りであり、それが役に立つことも多い。
しかし、ツイッターというのは「とにかく出てくるのが早いが牛丼が出てくるとは限らない牛丼屋」と思った方が良い。
たまに「牛丼です」と言いながら、馬糞が出てくるのがツイッターである。
それを、ろくに確認もせず牛丼と思って食ったり、他人におすそ分けしていたら大変なことになってしまう。
つまり、信ぴょう性を求めるならやはり、ツイッターで情報を集めるのは止めた方が良い。
もし、ツイッターで情報を集めるなら、瞬時に信じるのではなく、それが馬糞という名の誤情報でないか、前後を確認してから、信じたり拡散したほうが良いということだ。
役に立つ情報を見ると「みんなにも教えてあげよう」という親切心で悪気なくデマを拡散してしまうことがある。
善意より「こんな良いことは誰にも教えてやらねえ」という、品性下劣なタイプの方が逆にデマ拡散には加担しないのだ。
情報の真偽を見極める自信がないと言う人は、品性を3段階ぐらい落として、情報系ツイートはリツイートしないと決めてしまっても良いかもしれない。
ただ猫画像の独り占めだけはよくない、猫を飼っている人間は常に「みんなにも見せてあげよう」の精神を忘れてはいけない。
次回は3月24日更新です。
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