ツイッターに新しく実装されたらしい「投げ銭機能」だが、もちろん実装されたのは私のツイッターではない、どこかである。
しかし、噂によると、使用したら何故かこちらが「請求される側」となり、一億円請求されるという事案も起こったらしい。
ツイッターのこういうところを「マヌケ野郎」というか「チャーミング」と呼ぶかでツイッターへの愛がわかる。
我々は常にツイッターに「試されている」のだ。
試された結果、私は未だにツイッターさんのお眼鏡に適っていないらしく、投げ銭機能もなかなかつけてもらえないので正確なことはわからないのだが、最初ツイッターの課金機能は「課金してくれた人に特別なつぶやきを見せる」という形と聞いていたが、実装されたのは、誰でもタダで見られるが、気にいったならおひねりを与えても良い、という機能のようだ。
これなら比較的気軽に使えて良いと思う。
課金した人に見せる形だと課金分の価値があるつぶやきをしなければいけないというプレッシャーがあり「親知らず抜いた」程度では納得しないフォロワーも出て来てしまうかもしれない。
確かに私も金を払うんだったら「アコムの前なう」ぐらいの刺激的な情報が欲しいと思うだろう。
片や投げ銭であれば、こちらはタダで皆様に滑稽なだけの姿をお見せしておりますが、もしそんな私に同情、もしくは左のポケットが小銭でパンパンな上に左玉の方がでかくてまっすぐ歩けないという方がおりましたら、小銭または金玉を投げつけてくれればありがたき幸せ、という姿勢でいられる。
つまり課金制は課金分の何かが得られるだろうという「期待」を感じてしまうが、投げ銭なら「お気持ち」として受け取りやすい。
それで文句を言われても、そっちが勝手に投げてきただけで、別にこっちはお前のBB弾なんか欲しくなかった、と開き直れなくなくもない。
ただピクシブファンボックスのように「課金した人に特別なコンテンツを見せる」という方式も最近では珍しくなく、利用している人も多い。
しかし、それこそ作家がツイッターで「作家がタダ絵を描かせようとしてくる奴をどれだけ憎んでいるか」を言い続けたおかげで「絵や漫画に対価を払う」というのは意外と抵抗なく受け入れられ入る気がする。
それでも、まだ「漫画家ということは絵を描くのが好きだから、タダでも描いてくれと言われれば、嬉しいに違いない」と思っている人は多い。
それと同意義で風俗店で働いていると言ったら、返す刀で「え、じゃあヤラせて」というのもある。
プロというのは、その分野が好きな人ではなく逆に「タダでは死んでもやりたくないからプロになった」という認識でいた方が無難である。
対価が示しやすい漫画やイラストに比べ、つぶやきで課金分の価値を出すというのが難しい。
また、ファンボックス形式も真面目な人がやると、明かに課金額以上の対価を与えようとして大変なことになっている気がする。
やはりネットで小銭を集めようとするなら「いならいなら俺というドブに捨てていけよ」ぐらいふてぶてしさ、そして投げる方も財布の小銭入れ整理ぐらいの気持ちで投げた方がいい。
次回は6月22日更新です。
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