現在Xの有料会員なのだが、想像以上に有料感を感じないので、改めて有料機能を確認してみることにした。
関係ありそうなところだと、有料会員だと10,000字以上の投稿が可能であり、また60分以内なら内容の修正が可能という点だ。
無料が140字以内でしかつぶやけないのに、有料になった途端ヤケクソレベルで文字数が増えている時点で、文字数を増やすこと自体はそんなにコストがかからないのだろうと察するが、それを生かしてブログレベルで長い投稿をしている人も見かけなくもない。
しかし、こっちは人生自体にメッセージ性が存在しないのだ。ましてSNSで伝えたいことなどあるわけもなく、有料になってからも、伝えたいことが140文字以上発生したことがないので、この機能は試せずじまいである。
60分以内で内容を修正できる機能に関しては、そもそも60分以内などとケチ臭いことを言わず、いつでも修正させろと思う人もいるだろう。
しかし、それを許すと爆笑動物画像でバズった後に、内容を極悪ヘイトスピーチに差し替えることも可能になってしまう。
よって内容というよりは、誤字など投稿後に気づいた些細な違いを修正できる程度の機能にとどまっている。
ただ、私は誤字はそんなに気にしないという、人によっては憤死レベルの性質を持っているため、さすがに原稿は一応読み返して誤字があれば修正するが、Xのつぶやきは唾のように吐き捨て、その後よほど致命的な間違いがなければ修正したり消したりしないので、この機能もそこまで必要ではない。
ちなみにXには「巨大なカメムシが玄関にいた」と書こうとして「巨大な亀梨がいた」と投稿して拡散される「誤字バズり」文化があり、むしろ「明らかにわざと誤字っているだろう」というつぶやきが見られる邪悪地帯なので、誤字修正というのは土地柄的にもそんなに魅力的な機能ではないように思える。
残すは「Grok」という、AI機能が使えるという点だ。
これが実装された時「誰が使うんだ」と思っていたが、まさかこれが最後の希望になるとは思わなかった。
コミュニケーションツールなのにAIと話せというのも不可解だが、疑問をつぶやくとどこからともなく識者が現れ答えてくれる、というのはXの数少ない良い点であり、それすら潰しかねない、という意味でも謎な機能だ。
Xの識者情報なんて当てにならないと思うかもしれないが、AIの言うことも正しいとは限らない。むしろ「顔色一つ変えずに堂々と誤情報を出してくる」という意味ではX識者より性質が悪い。
だが人間との話題にも窮する人間がAIと話したいことがあるはずもなく、とりあえず「カレー沢薫とは」と聞いてみた。
その結果、大半がウィキペディアに載っているような、そこまで間違いでもない情報を出して来た。
つまり「ネタにもならない」ということだ。
そういう意味では「代表作はうみねこのなく頃に」と言ってきた、初期グーグルAIの方が優秀だったと言える。
次回は8月13日更新です。
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