2022年1月、早速俺たちのツイッターに新機能が搭載された。
ような気がするのだが、何せ探した限りツイッターからの「新機能実装のお知らせ」が見つからず「いつの間にかいた」という感じなので本当に新機能なのかどうかわからない。
どうせ文句しか言わないのはわかりきっているので、いちいち我々に断りを入れるのはやめたのかもしれない、それは懸命な判断だ。
魔女の宅急便のババアがノーアポでニシンのパイを孫に送り付けたのは、事前予告したらその時点で「あんまり好きじゃないのよね」と言われるからに決まっている。
よって「発送を持って発表」、さらに文句を受けたのは、自分ではなく宅配をした業者である。
さらに、この人の良さそうな小娘なら、例え文句を言われたとしても、直にそれを自分に伝えないはずだ、と読んでのことかもしれない、このババアなかなかの策士だ。
それにあの孫ならこれまでも「これ好きじゃないのよ」顔を隠そうとしなかっただろう、よってババアはすでに孫がそれを好きじゃないと知っていた可能性がある、わかっていてそれを誕生日に送りつける、そしてそれを知らず一緒に苦労してそれを作り、雨の中配達した業者に文句を受けさせるという、見事なまでの若い女に対する嫌がらせだ、無双と言っていい。
一日72時間のTwitterに加え、さらに10時間ほどYouTubeで嫁姑諍い動画を見ている私にかかればこのぐらいのプロファイリングは朝飯前だが、本題に戻るとTwitterの新機能とは「リツイートをもとにおすすめ」である。
これは自分が何かをリツイートした時、それに似通ったツイートがおすすめされるという機能だ、前から「いいねをもとにおすすめ」という機能があったらしいが私はいいねを使うことがほとんどないので気づいてなかった。
つまりトピックに続き、また自分の意図せぬつぶやきがTLに出現するようになってしまったのだ。
フェイスブックで「友達かも?」と勧めてくるユーザーが友達だった試しがあっただろうか、むしろそういう気遣いを「余計なお世話」と突っぱねてきたから、俺たちは友達がいないしツイッターに張り付いているのだ。
どう考えてもツイッターユーザーと過干渉機能は相性が悪い。
実際この機能について調べてみると「自分好みのツイートが流れてきて捗る」というなぜツイッターにいるのか不思議なくらい素直な感想もあったが、大体「余計なことするな」であった。
しかもこの機能、精度が低く、私の場合自分に関するエゴサ結果と猫ぐらしかリツイートしないので、当然おすすめは「俺か猫」というデッドオアライブにならなければいけないのに、俺も猫も関係ないつぶやきも表示される。
しかし、それならいらんつぶやきが表示されるだけで良いのだが、この機能には重大すぎる欠陥がある。
調べてみたところこの機能のせいで「逆カプのイラストが表示されるようになった」という感想が複数確認されたのだ。
これは生死に関わる欠陥であり、戦争の元なので戦争礼賛企業と思われたくないから今すぐやめた方がいい。
今はAIも精度が増してきているというが「逆カプ」という概念を理解させられていないうちは安易にAIを導入しないでほしい。
次回は2月15日更新です。
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