先日、Twitterの表示が見づらくなったというつぶやきを散見したのでまたツイッターくんがいらぬアプデをしたのかと思っていたら、私がそのアプデを確認する前に元に戻ってしまったようだ。
もはやTwitterは生き馬の目どころかこちらの目まで射抜く段階であり、ぼんやりしてたらアプデを見逃すどころか、両目を抑えてラピュタから落下する羽目になりかねない。
相変わらずTwitterのボイスチャット機能「スペース」で、愚痴とも言えないレベルの聞く価値ゼロの寝言をしゃべっていたりするのだが、最近このスペースの動作が重くなっており、しばらく喋っていると声が脳を宇宙人に乗っ取られたかのように不明瞭になることが多くなってきている。
私の声は何の妨害がなくても聞き取れず、むしろ私が発する声なのか鼻息なのか判然しない異音の方が他人の声を妨害している説もあるが、他の人も最近スペースが重いと言っているので錯覚ではないと思われる。
理由としては最近Twitterがスペースのアプデをしておりその影響で重くなっているのではないか、と言われている。
どうせいらぬアプデをしているのだろうと思うが、Twitterのアプデに対し「いらねえ〜」と言っている奴ほどTwitter社から見ていらないユーザーであることは周知の事実である。
おそらくTwitterがスペースを使ってやりたいのは、国境や言葉の壁を越えたグローバルコミュニケーションなのだと思う。
スペースには最初から音声に字幕機能が搭載されており、その精度はかなり高いようで「あ、そう」を「アスホール」と表示してケンカの元にはなっていないようである。
今後この機能に翻訳もつけるのではないかと予想する人もおり、そうなれば言葉がわからなくてもコミュニケーションを取ることはできる。
俺たちが誰も知らないアニメについて、どもり倒した日本語語らっている時に知らない外国人が入ってきて困った、というような話は今でも聞くがTwitterが望んでいるのはそういう言葉は通じないけど俺は入りたいから入るし、しゃべりたいからしゃべるという、協調性のなさを勇気とコミュ力でカバーできる人間なのであろう。
少なくとも、協調性もなければ勇気もコミュ力もない俺たちを歓迎してくれる場所はどこにもない、むしろそういう人間たちの最後の砦に選ばれてしまったことがTwitterにとっては遺憾で仕方がないだろう。
確かにTwitterでなくても「これからは世界」というのが世の中の流れであり、漫画業界でも「これはからは海外市場を視野に入れないとダメ」とよく言われる。
確かにそうかもしれないが、一昔前だってこれからは世界だと言われ、何の目的もなく海外へ行き、進撃の巨人ばりに何の成果もなく帰国してきた奴はいくらでもいるはずだ。
世の中的には「これからは世界」が正しいとしても自分にとってそれが正しいとは限らない。
世界中に友達がいて港ごとに女がいる人間と、自分の家族と僅かな友人を大切にして生きている人間の人生の優劣がつけられるだろうか。
重要なのは世間がどう生きるのをよしとしているかではなく、自分がどう生きたいかである。
よって私は今後Twitterが全世界の人間とコミュニケーションが取れる機能を搭載しても、ごく一部の話が通じるイツメンだけが永遠に内輪ノリをしているスペースを開くし、知らない人がリクエストしてきても「今日は知っている人たちとだけなんで」と言ってシカトする。
もちろん知らない人を入れる日がくることはない、しかし機能の使い道も誰と交流するかも個人の自由である。
これもTwitterさんが掲げている「多様化」というものだろう。
次回は4月5日更新です。
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